ふしぎなガーデン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝むかし昔、ある処に庭のない街がありました。庭どころか、一本の木も、小さな草むらさえも見当たりません。街の人たちは、みんな家に引きこもったまま。そう、そのとおり。とっても味気ない街だったのです・・・〟ある日、好奇心いっぱいの少年リーアムは街を歩いていて、使われなくなった鉄道の線路あとに小さな草木を発見。せっせと草木の世話を始めたリーアム・・・いつしか、街の多くの人の手が加わって、コンクリ-トで覆われていた街が、緑あふれる世界へと変わっていったという、マンハッタンの高架鉄道をモデルにしたお話し絵本。
Posted by
草一本生えていない街が1人の少年によってどんどん緑が広がっていく。 最後には仲間も増えて緑の町になる。 やっぱり人間は草木から離れては生きていけないんだろうな。
Posted by
明るく緑が広がっていく様子や、鮮やかな色使いの絵に癒されます。 小さな努力でも積み重ねていけば、やがて目に見える成果へとつながるということが学べます。 多少誇張されていると思いますが、本当にあったお話のようです。 希望の持てる素敵なお話。
Posted by
都市化した街からはじまるけど、みんな自然が好きな気持ちは同じなんだなあとしみじみ感じた作品。とても良かった。
Posted by
本当にあった出来事が絵本になったというのにびっくり。できない事でも続けれることが大切。緑…自然は人を優しくする魔法の力があるね。
Posted by
知りたがりやの少年 いい響きです。 好奇心旺盛の少年が世の中を改革改善していく。 表紙には本を読んでいる少年。 表紙に本を読んでいる人物が描かれているって、 案外なかった。 裏表紙には、ネコを押している少年が描かれている。 知識のインプットと行動力、流石です。 線路...
知りたがりやの少年 いい響きです。 好奇心旺盛の少年が世の中を改革改善していく。 表紙には本を読んでいる少年。 表紙に本を読んでいる人物が描かれているって、 案外なかった。 裏表紙には、ネコを押している少年が描かれている。 知識のインプットと行動力、流石です。 線路の絵を見てて、八戸線を思い出した。 八戸市内のホテルの最上階だったかで、朝食をとった。 眼下に八戸線の高架がみえた。 複線の幅が確保されていたが、実際は単線のみだった。 この片側を庭にしたらいいと思うが、世話をするのに費用が掛かってしまうだろうな。 ※ ネコ って 建設LOVE奥村くみ第5話 奥村組のCM で出てくる建設用語。 岡田 達信 新・絵本はこころの処方箋 絵本セラピーってなんだろう? の紹介本の中にあった本。だったかな。
Posted by
緑のない町に住む少年リーアムは、廃線になった高架鉄道跡に緑を育て始める。植物は静かに町中に白がっていく。
Posted by
庭が、高架線路を伝って、家々の屋根の上に広がっていくという展開が楽しい。 全体を通して、のびのびとした雰囲気が好き。 ところどころに挟まれた言葉のないページがそれをより強く感じさせててくれる。 最初と最後のページの対比も素敵。
Posted by
植物の生命力ってすごい。こんなところに花が咲いてる!って思うことあるでしょう?人間も住めない何にも見えないナミビア砂漠にも、草が生えていたよ。どうやって生きているのか不思議だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マンハッタンの廃線になった高架鉄道から緑が街中にひろまったという実話を元にした絵本だそう。 作者ピーター・ブラウンのあとがき「自然にこれほどの力があるのなら、街じゅうが本気で自然と手を組もうときめたなら…」というくだりがこの絵本のメッセージそのもの。 線路のさきまで探検する草木。廃線がグリーンロードとなった後も街へと繰り出して、街のみんなが庭師になるの。夢のようなお話が実際にあったと思うと、心まで緑化されて花ひらくような気分だ♪ 近年屋上ガーデニングをみかけるようになったけど、うちの建物も鍵あけて庭師と草木の好奇心を開放させて欲しいもの。
Posted by
- 1
- 2