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愛は苦手 の商品レビュー

3.4

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2013/02/25
  • ネタバレ

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家族や周りの人間に不満を抱きながらも、些細なことで愛おしさをおぼえてしまう。特に義父と狭い家で突然同居することになった妊婦の話が好き。

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2012/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

四十代、独身。 子供の裁縫袋を作ってほしいという客は自分よりも 年下で、 職場に新しく入ってきた年下の男の子はホモで 将来について揉める彼らに巻き込まれる茂絵。 他短編。 趣味の悪い服を着る年頃の娘との接し方。 家のものを買い替えていたが、バイトでの出来事で改まった考え。 離婚した元夫についてもやもやしていた思いが晴れた瞬間。 前住人が残した庭を再生するとき。 たこ焼き器で思い出された記憶。 義父との同居が些細なことで和らいだとき。 愛人生活から自立するための一歩。 毎日にちょっとした虚しさや息苦しさを抱えていたけれど 僅かなきっかけが生活に鮮やかさを取り戻した。 どれもいいね。読んでいて気分がよくなった)^o^(

Posted byブクログ

2012/03/04

山本さんは好きな作家さん。サクサク読めた。 親子、夫婦、元上司、ご近所づきあいなどなど…、人間関係に不器用な人たちのお話。 どのお話も、きちんと解決ってわけにはいかないけど、なんとなくこの先うまくいきそうな気がする、顔を上げて歩いていける…そんな気にさせてくれるお話です。 お気に...

山本さんは好きな作家さん。サクサク読めた。 親子、夫婦、元上司、ご近所づきあいなどなど…、人間関係に不器用な人たちのお話。 どのお話も、きちんと解決ってわけにはいかないけど、なんとなくこの先うまくいきそうな気がする、顔を上げて歩いていける…そんな気にさせてくれるお話です。 お気に入りは「町子さんの庭」 「たこ焼き、焼けた?」の一旗さん、「愛は苦手」の琴音さん、いいキャラだ〜♪

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2012/01/07

例えば、奥田英朗さんの『マドンナ』は、 アラフォー男性の日常を描いた短篇集でしたが、 本作品は、 アラフォー女性の日常を描いた短篇集となります。 同じく、アラサー女性を描いた短篇集である 奥田英朗さんの『ガール』は、 悩みながらも最後はハッピーエンドって感じでしたが、 本作品は...

例えば、奥田英朗さんの『マドンナ』は、 アラフォー男性の日常を描いた短篇集でしたが、 本作品は、 アラフォー女性の日常を描いた短篇集となります。 同じく、アラサー女性を描いた短篇集である 奥田英朗さんの『ガール』は、 悩みながらも最後はハッピーエンドって感じでしたが、 本作品は、悩みは悩みのまま先に進んでいこぅって感じ…。 そんなとこが、アラフォー女性なんでしょうかねぇ…?? ボクはよかったと思いますが…、世代性別限定かも…。 同世代の女性の方には、ストライクな作品だと思います…。

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2011/11/20

どの話もハッピーエンドとは言えないかもしれない。 解決したとも言えないかもしれない。 それでも、きっとこの後プラスの方向に進んでいく。なぜかそう思える終わり方だった。 だからなのか、ちょっと登場人物のことが心配…。と思いながらも読み終わるとなんとなく安心した。

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2011/11/18

主に40歳ぐらいの女性が, 必ずしも希望に満ちているとはいえない状況のなかで, それでもちょっとした手ごたえを感じて生きる8編の短編。 ミシン,ズボンプレッサー,たこ焼き器など, ストーリーの象徴となる家電が必ず登場して,楽しい。

Posted byブクログ

2011/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

知らずに読めば、女性が書いたと思ってしまいそうな女性視点。そして、小気味いいほどに軽快な文章。 短編集はその世界に入ったかと思うと終わってしまうので、本来あまり好きじゃないが、この作者のものは一作ごとに十分堪能できるので、そういうがっかり感がまったくない。 いろんな人たちがいろんな世界で、それはどれもたわいのない小さな世界だけれども、小さな人生をそれなりに営んでいる。振り返って同じくらいちっぽけな自分の人生もまたたわいないけど、それでいいんだって安心させてくれると同時にいいのか?本当に?と考えさせられもする。そんな不思議な一冊だ。

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2011/05/27

可もなく不可もなかった。 新刊が出たら読むことにしている作家さんなので読む。 アラフォー女性が愛について色々考える短編集。 いろんなアラフォー女性が出てくる。 アラフォーだけあって、すっきり爽快万事解決と 短編が終わるわけではない。でも明日からまた 頑張らなくちゃっ...

可もなく不可もなかった。 新刊が出たら読むことにしている作家さんなので読む。 アラフォー女性が愛について色々考える短編集。 いろんなアラフォー女性が出てくる。 アラフォーだけあって、すっきり爽快万事解決と 短編が終わるわけではない。でも明日からまた 頑張らなくちゃって思わせる話ばかり。 かといって心に残るかというと、読み終わった今では すっかり通り抜けてしまって味わった感はない。 家事の合間の時間つぶしに、ささっと読めるのは良い。 心にはそれほど残らないので☆3つ。

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2011/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「たこ焼き、焼けた?」の一旗さんの人柄が素敵だった。 今まで生きてきた分と、これから生きていく分、それが丁度同じくらいになるのがアラフォーなのかもしれないと思った。 今までは自分が成長することしか考えていなかったのが、今度は自分が老いていくことを意識することになる。その時に、自分が、経験でも人間関係でも豊かなものを得られたと満足できるような人生にしていきたいと思った。

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2011/04/10

アラフォー女性の日常。 愛って何だろう?ふっと自分自身に戻る、そんな年代なのかもしれないね いちばん好きだったのは「町子さんの庭」かなぁ

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