ゴハおじさんのゆかいなお話 の商品レビュー
ゴハおじさんの愉快な小話が集まった絵本。 どれも短いのであっという間に読み終わります。 おとぼけな笑える話もあれば、知恵の効いたなるほどな話もあり、ゴハおじさんの魅力は尽きません。 子どもは声をあげて笑って大ウケでした!
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手に取る機会があって読んだ。 エジプトの民話集。 ゴハおじさんは、まぬけで、かしこい。 布を縫い合わせた絵がさし絵になっている。 「は?」という話もあれば、「ほう。」という話もある。 「ロバは何頭?」や「だんまりのゴハおじさん」、「ゴハおじさんと三人の賢者」あたりはうけそう。 「むすこに世の中をおしえるゴハおじさん」で、唸ってしまう。 大人受けもよさそうだけど、一番人気があるお話なんだって。 違う国のお話に触れると、なんだか、世界がひらけるように思います。
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エジプトで何百年も語りつがれ人々に愛され続ける、ゆかいなゴハおじさんのお話。自分が売りに出したロバを買ってしまったり、態度の悪いおふろ屋さんの世話係をやりこめたり…? ときにまぬけ、ときに賢いゴハおじさんの、ほのぼの笑えるお話が、15話入った楽しい読み物。エジプトの職人によるユーモアたっぷりの布製原画を再現したカラー挿絵入り。 エジプトではゴハだが、アラブ諸国ではジューハ、トルコではホジャ・ナスレディン、イランではムラ・ナスルディンと呼ばれ、中東諸国を中心に広く長く親しまれている。読んであげるのであれば、未就園児でも楽しめるし、短いお話なのでひとりで読み始めたばかりの子どもでも楽しめるはず。あなたの国にもこんなお話があるのでは?(運営 海保由子) NL73号2014年1月発行
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エジプトのゴハおじさんは、トルコのナスレディン・ホジャと同じような人物で(日本で言えば彦一どんとか吉四六さんとかに似ている)、庶民が語り継いできたとんち話や、笑い話、寓話の主人公。ひとつひとつは短くて小話みたいなものだから、物語性はあまりない。 どこかで聞いたような話もあるが、そ...
エジプトのゴハおじさんは、トルコのナスレディン・ホジャと同じような人物で(日本で言えば彦一どんとか吉四六さんとかに似ている)、庶民が語り継いできたとんち話や、笑い話、寓話の主人公。ひとつひとつは短くて小話みたいなものだから、物語性はあまりない。 どこかで聞いたような話もあるが、それがこういう話の特徴だし。 子どもが「もっと読んで」という時に、」「じゃあこの本からひとつね」といって終わりにすれば、面白いしさっぱりしてて後味もいいのでは。
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かしこくて、まぬけなゴハおじさん、 ただものではありませんね! 挿絵の布絵がきれいで、お話もおおらかで楽しいです。 小学校中学年くらいから読めます。
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日本の一休さんみたいなゴハおじさんが、とんちを利かせた知恵で難局やささやかな事件を乗り越えるお話。イラストではないが、布で作られたさし絵もかわいい。
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絵童話という感じ。 エジプト民話。 ゴハおじさんのキャラが、たのしいのです。 どこかぬけてるんだけど、とんちがきいてるし、うなっちゃうよなセリフが飛びだすし。なんとも……。 「まともに答えられないしつもんには、どんなふうに答えても、正解なんですよ!」 p84 3人の賢者に相対...
絵童話という感じ。 エジプト民話。 ゴハおじさんのキャラが、たのしいのです。 どこかぬけてるんだけど、とんちがきいてるし、うなっちゃうよなセリフが飛びだすし。なんとも……。 「まともに答えられないしつもんには、どんなふうに答えても、正解なんですよ!」 p84 3人の賢者に相対しても、動じないゴハおじさん。 アップリケのような(地元の天幕職人さんの手によるものらしい。)絵も魅力的です。 *2年生に読み聞かせ。けっこーツッコミがはいり、ウケました。
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