私塾・坂本竜馬 の商品レビュー

武田鉄矢【著】

2016/02/24

竜馬は何故、初めて「日本人としての意識」を持つことができたのか!?「いつも人生の中心線にいた」この男の生き様に魅せられて42年―規格外のその魅力を初めて繙いた。わが「竜馬かぶれ」一代記。

2015/01/03

武田鉄矢の中の坂本龍馬は、「竜馬がゆく」に描かれた坂本龍馬であることを前置きした上で、坂本龍馬の魅力を語っている。
非常に読みやすい文書で、2時間程度で十分読み終わる。ついつい武田鉄矢の語り口調で読んでしまう。
「竜馬がゆく」はすでに読み、面白かったが、武田鉄矢程に感じることができなかった自分が残念になる。
改めて「竜馬がゆく」を読み返したくなった。

2012/04/28

タイトルの通り武田鉄矢さんが司馬竜馬への想いを論じています。
私も夢中になって読んだので、共感する部分もあります。

単なる竜馬ファンという域を超えての、歴史観、人物考察、精神論など著者の知識の豊富さには感心します。ただものではありません。

残念なのは、私的な部分と解説的な部分と分析的な部分とあっちこっち行って、散漫な印象を受けた点です。

竜馬がゆくを読んだことがない人には、ツライと思います。（そんな人はそもそも読まないかもしれまんね）

2012/01/02

18歳の武田鉄矢は、読書という習慣を持っていなかったのに、いきなり奥深い読み方をしていた。武田鉄矢だからなのか？感受性が繊細な時期だからなのか？ 1冊の本から感じ取れる情報量がまるで違う。うらやましい。
プロローグで、武田鉄矢が「竜馬がゆく」を読み終えるところがよい。受験勉強などせず、ひたすら「竜馬がゆく」を読み耽り、ひとりきりで読み終え外に飛び出すところ。自分にもそんな時があったかも知れない。

2017/05/07

2010/03/15読了

竜馬がゆくに惚れこんだ武田鉄矢の一代記。
タレントや有名人が最近あんまし中身の無い本をポンポン出すけれど、この本はとてもよかった。さすがの武田鉄矢である。
列記とした竜馬解説本であり、自身のエッセイであり、私たちに対して強いメッセージを残している。
「竜馬がゆく」で心底坂本竜馬という男に惚れこんだ武田さん。よってこの本の竜馬像は、司馬氏の同書によるものだ。前もって読んでおいてよかった。
武田さんの竜馬に対する思いが強く現れているので、全ての言葉が肯定的に響く。
何より、役者としてＪＩＮ－仁－にも出ていたし、龍馬伝では勝先生にもなるし、その中にいるからこそ書けたこともあるのではないかと思う。
しかし、歴史について面白い考察がいくらかあったが、オードリー春日のの考察は面白かったです。
読みやすかったし、色々考えることもあった。いやあ、いい本でした。

2010/06/15

武田テツヤの脳内竜馬が見れて面白い。独自の竜馬感は圧巻である。自らあらかじめ断りをいれているので事実かどうかはたいした問題ではない。あくまで武田テツヤが長年かけて練り上げた竜馬である。大体の引用が小説「竜馬がゆく」だったのも面白い。小説を史実でないと本人も理解しているにもかかわらず引用がフィクションである小説。武田先生は突っ走ります。唯一関心したのは、竜馬の写真の肩の位置の話です。大河ドラマ「新選組！」の山本コウジとの肩の話は面白かった。

2010/05/24

内容紹介
18歳の時に司馬遼太郎著『竜馬がゆく』に出会って以来、武田氏にとって、「自分の人生の中心線に竜馬がいた」し、「竜馬は私に男を躾けてくれた」と言います。
本書は、司馬氏が描いた竜馬に、著者が今も残る貴重な資料を重ね、竜馬と当時の群像たちとの言動に焦点をあて、
規格外とも言われる竜馬の魅力を引き出していて、他に例を見ない「竜馬指南書」となっています。
特に、竜馬の生き様の中から夢、仕事、恋、悩みなどを紹介し、そこに60年生き抜いてきた武田氏自らの人生を重ね、今を生きる人に贈る「熱いメッセージ集」でもあります。
http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=270579125708&ssPageName=STRK:MEWAX:IT

2010/05/19

誰もいないからそこを歩く

その人の話の先が明日の方向へ向いているか。私の話を聞き自分の話もする、その配分が等量であるか。私の話に気安く賛成などととびつかない、否と全面拒否もしないバランスがあるか。

2011/07/31

文化放送の「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」でかなり紹介していた内容でした。でも、武田鉄矢の坂本竜馬に対する並々ならぬ想いが伝わってくる一冊です。

2010/04/01

竜馬の思想観に改めて接することができた。

ことごとく前向きである。
自分の輝く舞台を、誰に頼ることなく自ら整え、その舞台で立派に輝き通した竜馬。

現代においても、多くの人々を魅了して止まない竜馬の姿を語っていただいた「私塾・坂本竜馬」塾長、武田鉄矢氏に感謝いたします！