'10 今日の治療薬 の商品レビュー

浦部晶夫(著者),島田和幸(著者)

2010/08/31

毎年のように買い換えている、薬剤師必携の本ですが…久しぶりに各項の解説の欄を読んでみて脱力感で一杯でした。医薬品ヒヤリハットや、やさしいサマリー等、努力は認めるのですが、総じて現場を知らない人間が書いてある感？1から10まで解説してやるぜヘイヘイヘイ的で右から左まで写してやるぜホホイのホイ！って作りが、嫌！以前の解説は、ここだけは知っとってね！って、少ないながらも必要重要事項だけが載ってあったのに。今年のは、文章は多いけれど主語・述語・解説語が不足しているので、読む必要性のある人には言葉足らず、必要性の無い人には無駄な空間が多い。また、こんな治療法、今はやってないよ？教科書写したの？的な最新でない記述もあり、毎年改訂する本には残念な作りになっています。多くの薬剤師が執筆に名を連ねているようだけれど、どうなんでしょ？