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新書七十五番勝負 の商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2019/05/17

久しぶりの新書書評集。というか、新書に関しては書評が圧倒的に少ないから、っていうだけのことか。一時に比べると新書熱は落ち着いているけど、いまだにそれなりの頻度で手に取る身としては、本書でのオススメ作品からも気になるもの結構あり。受賞作品が一番の注目株、とは思わないけど、新書大賞を...

久しぶりの新書書評集。というか、新書に関しては書評が圧倒的に少ないから、っていうだけのことか。一時に比べると新書熱は落ち着いているけど、いまだにそれなりの頻度で手に取る身としては、本書でのオススメ作品からも気になるもの結構あり。受賞作品が一番の注目株、とは思わないけど、新書大賞を受賞することになる作品を、新作の段階で的確に紹介している慧眼もお見事。あとがきに書かれている”続編”ってのも是非読んでみたいけど、もうその予定は無いんですかね?

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2014/07/04

2014/7/3 偏りがあるけど、読んでみたい新書ばかりだった。ドキリ、ピリリ、そんな感覚を味わいたいのだ。

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2013/07/16

本の紹介とは、かくあるべし。 そんなお手本にしたくなるような書評集である。 選ぶ視点がいい。選んだ本がいい。つい読みたくなるように紹介してある文章がいい。 おかげで、買った新書が4冊、買おうと思っている新書が8冊。 ああ、また積ん読本が増えてしまう。 でも、渡邊十絲子の書評、もっ...

本の紹介とは、かくあるべし。 そんなお手本にしたくなるような書評集である。 選ぶ視点がいい。選んだ本がいい。つい読みたくなるように紹介してある文章がいい。 おかげで、買った新書が4冊、買おうと思っている新書が8冊。 ああ、また積ん読本が増えてしまう。 でも、渡邊十絲子の書評、もっともっと読んでみたい!

Posted byブクログ

2012/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い本をたくさん紹介しているという点で特筆できる。 文章もわかりやすく、書評の一つのお手本になるだろう。 人のことは言えないが、書評の中身としてはいまいちなところが多い。 表面的な紹介になっていて、切り込みが鋭くない。 それが渡邊十絲子流だと思えば、そうなのかとも思う。 本の雑誌社で、書評を書いて、切り込んで売れなくなってしまっては元も子もないことは解る。 自分がやろうと思っていた企画を先に実現されてしまったので、嫉妬かもしれない。 昨年、岩波新書とブルーバックスの書評をそれぞれ500冊書こうと決めて、現在、半分まで来たのに、先に本にされてしまった悔しさかもしれない。 出版社に気兼ねしない書評本を出せる出版社を探しています。

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2011/05/07

『本の雑誌』で連載していた(している?)新書の書評をまとめたもの。 人が薦める本はすべて魅力的に見えるのは何故なんだろう。 個人的に得心がいったのは『数学でつまづくのはなぜか』(小島寛之著:講談社現代新書)の紹介で引用された以下の文章。 この本は(中略)『数学を役立てられなくた...

『本の雑誌』で連載していた(している?)新書の書評をまとめたもの。 人が薦める本はすべて魅力的に見えるのは何故なんだろう。 個人的に得心がいったのは『数学でつまづくのはなぜか』(小島寛之著:講談社現代新書)の紹介で引用された以下の文章。 この本は(中略)『数学を役立てられなくたっていいじゃん』ということを説いた本だ。 誰かと友だちになりたいなら、まず、そいつを何かに利用しようなんていう浅ましい考えは捨てることだ。 (中略)そいつの話をじっくりと聞き、いいところも悪いところも知ろうとすることだ。 (数学は実用の役に立つという主張について)その背後には『役に立つものなら認めてやろう』『役に立つものしか必要ない』といった発想が見え隠れすることも見逃せない。 それは、極端な喩えをするなら、(中略)『自分の利益になる人とだけ友だちになります』というような浅ましい根性と同じなのである。

Posted byブクログ

2011/08/03

「本の雑誌」の連載分は既読。でも、改めて読み直すと、読んでみたい新書を続々発見。書き下ろし分も充実している。お勧め。

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