心に響く小さな5つの物語 の商品レビュー

藤尾秀昭【文】,片岡鶴太郎【画】

2013/06/06

かなり久々の読書。
これと２と両方読みました（本屋で・・・）

著者の選ぶ感動的なエピソードが各冊５つ
掲載されており、とても短くまとめられて
あっという間に（立ち）読み終わってしまい
ました。

走り読みしたので細かく覚えてないですが、
一番印象に残っているのは小学校の先生と
生徒のエピソード。
それぞれの立場で考えてみても、感動して
泣きそうになりました。優しく接した先生も、
その恩をずっと忘れず立派に成長した生徒も
すごいなと感じました。

2014/05/15

言葉にするという事は 自分の魂を見せるという事だと聞いた事がある。当にその通りだと感じられる一冊。
5つの短いお話で構成されていて、ページ数でいうと薄いが 内容はシンプルでいて濃厚。強く簡潔に心に直接響いてくる話ばかりだった。
当たり前ではあるが人それぞれに背景がある。その人を作り上げた背景に基づいて紡がれる言葉には説得力と呼ばれる重みや深みがある。自分が持つ他者への印象なんて その人の背景。
明確に将来のヴィジョンを描き 当面の数値的な現状把握と目標設定をし、夢と目標のために必要な努力をし そうして得た実績を自信に変え、そして周囲への感謝の気持ちも忘れない。子供時代からそれが出来ていたイチロー選手の話は印象的。
それと最後の少年と先生のお話は思わず泣けた。「だめだと決め付けていた子が突然 深い悲しみを生き抜いている生身の人間として 自分の前に立ち現れてきたのだ」の一文から、先生は行動を改め 少年もそれを素直に受け入れた。少年の境遇を知り力になろうとした先生も素晴らしいが、それ以上に少年がそのご縁を無駄にしなかった事と、先生との一年間をその後もずっと心の中で大切にした事に感心する。ご縁を無駄にしなければ自分の人生を切り開ける。ご縁を大切に継続させれば自分と相手の人生を豊かにする。

2013/02/09

薄い本なので読んでみた。（大学の図書館）

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イチロー：夢に対して本気・本腰

西村滋：母との交流。結核になり冷たくなったのは子を思っての行動だった。喜怒哀楽の向こう側。

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小さな人生論から特に反響があったものの短編集。

字が大きく見やすくすぐに読めた。

2012/10/04

いつもお世話になっている人にプレゼントしていただいた本。

最後の話が一番心に残った。やっぱり先生という仕事は、人の一生をも変えてしまう可能性のある大きな大きな仕事なんだなーと改めて実感。
泣けた。

2012/05/08

縁を生かすは何度読んでも、涙が出ます。 人は人との出会いで人生が変わる事があるのだと、教師の重みを改めて感じます。

2012/03/16

さまざまな試練や苦難に見舞われながらも、
人生を切りひらいていった人物が主人公の感動秘話です。

「第1話　夢を実現する」は、
大リーガー　イチローの原点ともいえる 小学生時代の作文が紹介されており、

「第5話　縁を生かす」は、
ある少年と小学校担任教師との感動エピソード。
ネット上でも話題となり、多くの感動の声が寄せられています。

それぞれの物語には、
与えられた時間や環境を生かし
素晴らしい一生を送るためのヒントが凝縮されています。

優しい挿絵は　片岡鶴太郎さん。

http://nozomi.babysbreath.chu.jp/?eid=243

2012/01/17

この本は色々な人物をもとに書いてあるストーリーです。
最初はイチローが少年時代に描いた夢のことを紹介しながら色々な人物のことを紹介してあります。
特に私にはある少年が小学生のときの先生に助けてもらって
そこから大きくなっても一生その先生のことをわすれないことがすごく感動しました。
私にはよくわかります、私もよく先生たちに助けてもらったことがあったので。私も大人になっても絶対に忘れないと思います。
そんな物語が書いてあるこの本を私は気に入ったので紹介しようと思って本棚に登録しました。

2011/12/02

ぜひ皆さんも手にとってご覧下さい。
この本を読むときは、一文ずつその文の意味を感じるようにゆっくり読み進めて欲しい。
普通に読むと5分で終わる。
泣きはしませんが、グッとくるもの、こみ上げるものがあるかと思います。

聞いたことのある話もあるかと思いますが、どれか一話は感じるものがあるかと思います。

2011/11/16

目標を立てる事、信念を持つ事、感謝する事、縁を活かす事、本当の優しさ、などをテーマに5つの短いストーリーを紹介。
文章は平易で、ページも少ない。
「読む」だけなら遅い人でも30分で読めてしまう。だが、何度も何度も読み返し、咀嚼して飲み込みたいと思える本。
人それぞれ感動するポイントは違うと思うが、私は不良の少年と担任の先生の物語に魅かれた。結末も、次に何が書かれているかも分かっているのに、何度読んでも目頭が熱くなった。

2011/10/07

◆ほろりとするいいお話◆
小学校の時、たった1年間担任をしてくださった先生とのご縁で、その後の人生が変わった青年。札付きになった少年が、亡くなった母親の本当の気持ちを知って立ち直った話など、月刊誌『到知』に掲載された5篇が収録されています。
ほんの小さなきっかけで、人生が変わることもあるんだということを実感させられる1冊です。