お江戸とてシャン の商品レビュー

森島明子(著者)

2010/06/13

体が弱く、地方で静養してた『おヒナ』が江戸に帰ってきた。迎えに来たおっかさんと火事場に遭遇し、そこで火消しの寅吉と出会い、一目ぼれ。おヒナの恋は成就するのか～・・・みたいな？
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江戸の入門編というか、江戸好きになるきっかけをくれるかもしれない本、かな。マンガを描いた森島氏も江戸検３級を持っているということなので、こまごまとした江戸の風景が可愛く書かれています。
主人公が、お江戸から離れていてロクに知らないという設定なので、江戸に詳しくなくても楽しめます。

まぁ、ラストがちょーっと駆け足で、寅吉の変化とかもう少し描きこんで欲しかったなって思いますけど、あれ以上になると分冊になったかもしれないので、しょうがないか。
でも、結構楽しめました♪

2010/04/20

年が明けて早々に、個人的2010年No.1漫画が決まってしまいました…！

最初はコメディ系？　もしくはほぼぼの日常4コマ系？　と思って、江戸の庶民文化が漫画で読めるなら…と、気軽に買ったのですが。いやいや、それも勿論ですが、それ以上に設定関係なく漫画として面白かったです！　キャラクターがみんな素敵v　絵柄も可愛いんですよー！

4コマってなんだか単調で、あまり好きじゃないのよねー、という人には是非この作品から入って頂きたい！　中身さえあれば、4コマだって立派にストーリー漫画になるんです!!

主人公の成長、江戸の庶民の息遣い、そしてリアルに切ない…しかしこってり好みの方にもきっとご満足頂ける骨太な恋物語。色んな要素が楽しめます！

江戸文化を、知る…というより、感じられるのもこの作品の素敵なところかと。概要を頭で知ることと、感覚的に心で知ることって、同じ知るでも全然違うと思います。この作品はその後者じゃないでしょうか？　（戦争物でいうと、こうの史代さんの「夕凪の街桜の国」がそうだったと思います）

江戸好きな方も、日常に根付いた純情ラブストーリーが読みたい方も、どうぞご覧あれｖ

2010/03/01

メインが百合ってわけじゃないけど森島せんせいだけにさすがの萌え百合要素が入ってるので百合タグつけとく。男性との三角関係片想い百合なので苦手な方はご注意。（でもかわいい嫁ももらっちゃってるよ！）
出てくる人皆かわいい。