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フィギュアスケートに懸ける人々 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2020/01/13

フィギュアスケートは今でこそ大人気のスポーツだが、その人気や歴史は、黎明期を支えた多くの先人たちに支えられている。伊藤みどりら優秀な選手や、選手を見出だし育てるコーチ、金銭的に支援する実業家など、日本のフィギュアスケートの礎を築いた人物たちや出来事が紹介されている。先駆者たちの並...

フィギュアスケートは今でこそ大人気のスポーツだが、その人気や歴史は、黎明期を支えた多くの先人たちに支えられている。伊藤みどりら優秀な選手や、選手を見出だし育てるコーチ、金銭的に支援する実業家など、日本のフィギュアスケートの礎を築いた人物たちや出来事が紹介されている。先駆者たちの並々ならぬ努力と情熱に、頭が下がる。

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2016/09/16

バンクーバー五輪直前に出た本。 ・伊藤みどりと山田満知子コーチのストーリー ・小塚崇彦とその父(嗣彦)、祖父(光彦)の3代に渡るストーリーと佐藤信夫・久美子夫妻とその娘・佐藤有香との奇妙な縁 ・荒川静香の金メダル(日本のみならずアジア初のフィギュア五輪金メダル)につながった...

バンクーバー五輪直前に出た本。 ・伊藤みどりと山田満知子コーチのストーリー ・小塚崇彦とその父(嗣彦)、祖父(光彦)の3代に渡るストーリーと佐藤信夫・久美子夫妻とその娘・佐藤有香との奇妙な縁 ・荒川静香の金メダル(日本のみならずアジア初のフィギュア五輪金メダル)につながった若手育成の試行錯誤 ・愛知県がフィギュア強豪になるまでとトヨタや西武グループ堤義明との関係 ・ほぼ日本唯一のプロスケーター集団のプリンスアイスワールドについて 『トリノ五輪に続き、日本に女子シングルで金メダルを獲らせまい(連覇させまい)とするべく欧州・北米が必死に』なってカナダを拠点に活動する、カナダ人コーチを迎えたキム・ヨナが不自然な加点でバンクーバー五輪で金、浅田真央ちゃんが銀になったことはご存知の通り。この本の予言の的中度はちょっと怖いほど。 しかし、ソチ五輪では逆に男子シングルに「カナダの呪い」(シングルでは2位どまりで金メダルが獲れない)が発動したのは記憶に新しい。 (羽生結弦選手金メダル、パトリック・チャンが最終滑走で凡ミスが続き銀)。 因果応報ってあるって、はっきり分かんだね。 短い中に貴重なインタビューが多く、楽しめました。小塚パパ(!)とか佐藤信夫コーチとか山田満知子コーチとか。渡辺絵美のインタビューもあっていいかなとは思ったけど。

Posted byブクログ

2011/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] フィギュアスケートの世界を変えた天才スケート選手・伊藤みどりと名伯楽・山田満知子コーチの出会い。 愛知県をスケート王国にした人々と、それを支えた学校や企業。 有望選手を次々と生みだした長期的な強化戦略…。 欧米に引き離されていた日本が、世界有数のフィギュアの強国に変化していくまでの歩みを、貴重な証言をもとにつづる。 [ 目次 ] 第1章 ひと組の師弟(伝説の人;氷上の宝石;メダルへの道程;運命の出会い;柔らかな視線;おぼろげの時代;ファミリー) 第2章 愛知の力(中京大学豊田キャンパス;はじめの一歩;成功の鍵;嘱託社員;三代の光;命、そのもの;崇彦) 第3章 日の出る国(雪解けのころ;変化の渦;トリノの栄光;有望信心発掘合宿;目標と成果;オリンピックへ) 第4章 煌めく器(プリンスアイスワールド;収支と使命;夜明けの時;億単位の契約;受け皿の中;夢の形;目指すべき場所) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/05/04

何故、日本は強くなったのか・・・というより、不遇の時代からフィギュアスケートを支え続けてきた人々に対する著者の感謝と愛情を感じる一冊。 小塚家と佐藤家の縁の深さに驚く。それだけ世界が狭いということなのだろう。 本当にマイナーだったフィギュアスケートを ずっと支えてきてくれた方々、...

何故、日本は強くなったのか・・・というより、不遇の時代からフィギュアスケートを支え続けてきた人々に対する著者の感謝と愛情を感じる一冊。 小塚家と佐藤家の縁の深さに驚く。それだけ世界が狭いということなのだろう。 本当にマイナーだったフィギュアスケートを ずっと支えてきてくれた方々、みんな本当にありがとうございます。 それにしても小塚崇彦選手がスケートを習おうと決意したのが、幕張での世界選手権の時だったというのに愕然とする。もう大人だったよ、アタシは。 

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2011/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊藤みどりの時代やその前の話も。名古屋のフィギュアの歴史は、小塚家とともにあるんだなぁ。佐藤さんとこも歴史だ。 みどりちゃんのあのものすごい高さは、以後見たことがないと思う、男子でも。体格が小さいのに、足首がリンクの上にかかってたあの高さ。

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2011/02/03

山田満知子コーチが幼いころふとしたはずみでスケートを始めたこと(そのきっかけになったのが小塚崇彦のおじいさん)、「主婦の手内職」でスケート教室を始め、そのなかで幼い伊藤みどりと出会ったこと。それが名古屋のフィギュアスケート王国の事始め。山田コーチが伊藤みどりをひきとってわが子同然...

山田満知子コーチが幼いころふとしたはずみでスケートを始めたこと(そのきっかけになったのが小塚崇彦のおじいさん)、「主婦の手内職」でスケート教室を始め、そのなかで幼い伊藤みどりと出会ったこと。それが名古屋のフィギュアスケート王国の事始め。山田コーチが伊藤みどりをひきとってわが子同然に愛情を注ぎ、「壮絶な」反抗期と正面から向き合いながらスケーターとして育て上げた話はすごいとしかいいようがない。アルベールビルのフリー、早朝に起きてリアルタイムで見たのを思い出す。二度目の3Aが決まったとき、ホントに感動したな~。あれでラフマニノフの2番を知って、CDを買ったのも思い出です。

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2010/10/17

フィギュアスケートの歴史が分かる本。 山田真知子コーチ、小塚一家を中心に、愛知でのフィギュアスケートの歩みと人々の努力について語られている。

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2010/08/30

なぜ愛知が強いのか。 キーマンは、どうやら小塚選手のおじいさん。 日本フィギュアスケートの歴史のアウトラインを手っ取り早く知ることができます。 伊藤みどり選手の時代、荒川静香選手の時代はもちろん、戦後、日本でフィギュアスケートが広まっていく様子なども。 どうして愛知...

なぜ愛知が強いのか。 キーマンは、どうやら小塚選手のおじいさん。 日本フィギュアスケートの歴史のアウトラインを手っ取り早く知ることができます。 伊藤みどり選手の時代、荒川静香選手の時代はもちろん、戦後、日本でフィギュアスケートが広まっていく様子なども。 どうして愛知から強力選手がうまれているのかも分かります。 この著者さん、『浅田真央、18才』等を書いてる方なので、フィギュアスケートについての知識はばっちり。 安心して読めます。

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2010/03/04

何かやりたい! と思っているときに読むと、刺激になる本だと思います。 フィギュアスケートにひたむきな方々の姿が伝わってきます。

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2010/02/27

もともとフィギュアは欧州貴族のスポーツだった。伊藤みどりの功績は大きい。彼女はフィギュアを芸術からスポーツに変えた。 彼女も名古屋出身。名古屋はフィギュアが強い。トヨタも支援している。

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