科学と社会 歴史に学んで、夢と希望をおお の商品レビュー
著者の大学における講義中での雑談メモということだが、とても面白い内容となっている。しかも分かりやすい。雑談が楽しみな先生は講義も興味深いということがほとんどだと思う。それに科学を通じた歴史認識も共感できる部分が多い。 図書館で定位置を決め、好奇心を持ち、大きな目標を立て、それに...
著者の大学における講義中での雑談メモということだが、とても面白い内容となっている。しかも分かりやすい。雑談が楽しみな先生は講義も興味深いということがほとんどだと思う。それに科学を通じた歴史認識も共感できる部分が多い。 図書館で定位置を決め、好奇心を持ち、大きな目標を立て、それに向かっていくつもの手順に分割して、「実行し」記録をとるようにと説いている。情報を確実に得て整理する。かつ能動的に。これは仕事に対する姿勢と全く同じだろう。 認知科学によれば、五感で感じた社会的経験から賢愚を判断し、正義不正義という抽象概念を形成した。歴史認識もこのとおりで、論じる態度・国・時代により論調が変わる。しかし事実は1つ。
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