中卒の組立工、NYの億万長者になる。 の商品レビュー
アメリカンドリーム
自身の絶え間ぬ努力により、単身アメリカで夢を掴む。事実に基づく自叙伝に感動しました。私の努力等足元にも及ばないと、更なるエネルギーをいただきました。
derosa
あまり有名じゃない成功者という気がして、ネット検索してみると引っかかるのが郷ひろみ。何故?と調べると、どうやら、娘さんが同氏と結婚していたらしい。尚、本著ではこの件は触れられない。 著者は戦時中の学生だから、中卒という学歴自体はあまり不利になるような気もしないが、出世で差別され...
あまり有名じゃない成功者という気がして、ネット検索してみると引っかかるのが郷ひろみ。何故?と調べると、どうやら、娘さんが同氏と結婚していたらしい。尚、本著ではこの件は触れられない。 著者は戦時中の学生だから、中卒という学歴自体はあまり不利になるような気もしないが、出世で差別された事を契機に独立。この差別も会社側から慰留されている事を考えると、著者に実力があり、やはり学歴はそこまで重視されていない状況が分かる。読み物として面白くする為に中卒を強調しハンデを乗り越えたサクセスストーリー仕立てにしている面もあるが、寧ろ、注目すべきは行動力。この本が面白いのは、自伝的な内容ながら、時々、啓発的な教訓が挿入される事。億万長者の教え、その1から21まで。 健康が最大の資本。濡れ手に粟の儲け話は存在しない。会社が経営するものではなく売るものである。感謝は具体的な形で示せ。ただより安いものはない。とにかくメモをとれ。禍い転じて福となす。プレゼンテーションの達人になれ。成功者は天才ではない。
Posted by
貧乏でものもろくに食うことが出来なかった人が、今はNYで億万長者として暮らしている。 そんな人の伝記。 億万長者になるにはどういう道があるかというと、まずは会社に勤めてがむしゃらに働いて、次に自分の会社を作って、そして最後にベンチャーに投資をしていく、これが一つの道だが、こ...
貧乏でものもろくに食うことが出来なかった人が、今はNYで億万長者として暮らしている。 そんな人の伝記。 億万長者になるにはどういう道があるかというと、まずは会社に勤めてがむしゃらに働いて、次に自分の会社を作って、そして最後にベンチャーに投資をしていく、これが一つの道だが、この道を進んで億万長者になった著者がその場その場でどのような思い、どのような判断で行動してきたのかがわかる。 途中で挟まれている「億万長者の教え」はよくある成功本とかわらないけど、そういう物を知らなかったであろう著者の行動が、よくある成功本で語られるノウハウに対して、実際の体験による物語という強力な肉付けがされている。 成功者になるための道筋の一つを知るものとしていい本だと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカ駐在中に大企業を退職後、ニューヨークでセールスレップとして成功し、いわゆるビリオネアに上り詰めるまでの回想録。 一言でいうと全てがマジメにクレイジー。学問もビジネスも王道はないことを痛感させられる。今更ながら実務を通してもつくづく感じるが、華やかで大きな成功の裏側はとてつもなく地道で大変な努力が隠れているものだと思う。
Posted by
水村美苗さんの本格小説を読んでいる最中にどうしても実在の人物がいるのではとググって簡単にこの本にたどり着き、一気読み。水村氏の文学的な香りとまた違う男っぽい粗野な日本語表現だけれども、億万長者に至るまでの過程は、特別なことをしたわけではなくて、誰よりも熱く目の前のことに一生懸命に...
水村美苗さんの本格小説を読んでいる最中にどうしても実在の人物がいるのではとググって簡単にこの本にたどり着き、一気読み。水村氏の文学的な香りとまた違う男っぽい粗野な日本語表現だけれども、億万長者に至るまでの過程は、特別なことをしたわけではなくて、誰よりも熱く目の前のことに一生懸命になった結果ということがよく分かる。
Posted by
アメリカンドリームは待っていても勝手にはやってこない。何倍いや何十倍の努力の結果でしかない。今の厳しい社会だからこそ、「努力すれば必ず報われる社会」を我々は作らねばならない。
Posted by
努力が報われないと感じることが多くなった世の中で、「努力は裏切らない」「自分の道は自ら切り拓くもの」ということを痛切に感じさせてくれた。 もっとも、その努力量たるものは尋常ではないのだろうが。。。 最近は、将来に焦りを感じつつも閉塞感で満たされて何も手がつかない状況だったが、羅針...
努力が報われないと感じることが多くなった世の中で、「努力は裏切らない」「自分の道は自ら切り拓くもの」ということを痛切に感じさせてくれた。 もっとも、その努力量たるものは尋常ではないのだろうが。。。 最近は、将来に焦りを感じつつも閉塞感で満たされて何も手がつかない状況だったが、羅針盤の針がはっきりと止まったような気がした。いや、むしろ止めても良いんだということを教えてくれたような気がする。 死に物狂いで努力しよう!やるならトコトンやってやる!!明日を切り拓いてやる!!! 部活動をやっていた頃のこのスポ根感覚、嫌いじゃない。
Posted by
水村美苗さんの「本格小説」に登場する東太郎のモデルになった人物の自伝.オリンパスで水村さんのお父上の部下だったらしい. 戦中,戦前の貧しい時代から,内視鏡のセールスで富を築く活力あふれる人生はなかなか興味深かった. 本文の途中に挿入される,構成を手がけたノンフィクション作家の手に...
水村美苗さんの「本格小説」に登場する東太郎のモデルになった人物の自伝.オリンパスで水村さんのお父上の部下だったらしい. 戦中,戦前の貧しい時代から,内視鏡のセールスで富を築く活力あふれる人生はなかなか興味深かった. 本文の途中に挿入される,構成を手がけたノンフィクション作家の手による「億万長者の教え」は蛇足で,この本の品位を下げている.
Posted by
自伝です。すさまじい努力をなさったこと、素晴らしい奥様にささえられたこと。努力を持続できること、それ自体が【才能】と呼べるのかも知れません(^◇^;)
Posted by
今年読んだビジネス書の中では断トツ、ナンバー1です。大根田さんの大変な努力と苦労がこの本には書かれてあり是非一人でも多くの人に読んでもらいたいです。
Posted by
- 1
- 2