結婚星 の商品レビュー
先日、菊池桂子師の「万象学」と算命学の違いについて、謎があるという覚え書きを書きました。 万象学と算命学 http://iching.seesaa.net/article/433895395.html 万象学とは何かと問題意識を持っていたら、またお一方、「...
先日、菊池桂子師の「万象学」と算命学の違いについて、謎があるという覚え書きを書きました。 万象学と算命学 http://iching.seesaa.net/article/433895395.html 万象学とは何かと問題意識を持っていたら、またお一方、「万象学」を名乗る方の著書を発見しました。 春香師は雑誌で万象学を知り、万象学宗家・辰宮太一師に弟子入りして学ばれたそうです。 その万象学の公式サイトとは、 万象学研究所シンラ☆コム http://www.shin-ra.com/ 閲覧に有料会員登録が必要な記事もあります。 会員を囲い込むビジネス戦略と思われますが、それでは読者に広がりが出ないのでは、 ウィキペディアに「万象学」という項目がない(「万象学」という言葉があまり広がっていない)のもそのためでは、とも思います。 まあ万年週末占い研究青年である私がビジネス戦略に口を出すのはおこがましいことです。調舒星を2つ持ってる(しかも龍高星も持っている)ため批判精神旺盛で生意気でよくいらんこと言って嫌われるのです。申し訳ありません。 それはともかく、本書の内容は、「華数」と「結婚星」を出して結婚運について分析すること。 「華数」とは、日干支のこと。当然、60種類あります。 「華数」に基づく運気グラフが掲載されていますが、2010年1月発行の本書では、2008年から2013年までしか掲載されていません。 「結婚星」とは、日支雑干から導き出せる星。算命学でいう「西方星」。 開道 緑会 鳳寿 華宮 恵禄 織女 武曲 牽牛 天狼 紫玉 10種類あるようです。呼び方が「牽牛」以外全部違いますが、説明を読むと、算命学でいう「十大主星」のようです。 計算してみると、出てくる星は算命学で出てくる星と同じです。 これらの星が家庭・配偶者を現す西の位置に来た時の読み方が5ページに渡って詳しく説明されていて、算命学の星の読み取りの勉強になります。 日支雑干の出し方は流派によって違うことがあり、私の場合、算命学(万象学)と四柱推命では違う星が出てきます。 どちらの解釈を読んでも当てはまるような気がして、やはりどちらも一理あるとは思いますが、どちらかというと算命学で出る方の解釈が納得がいくので、私は算命学寄りです。 以上、本書で記されている範囲で見れば、本書が拠って立つ「万象学」と、私が学んでいる「算命学」は、用語が違うだけで共通しています。 では、本書の「万象学」と、菊池桂子師の「万象学」と、高尾義政師の「算命学」の間には、どのようないきさつや関係があったのでしょうか? 素人が空気を読まずにいらんとこ突っ突いて地雷を踏んでいるのではなかろうか? http://iching.seesaa.net/article/436375164.html
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