CD 楢山節考 の商品レビュー
ダイエットのために、1日1万歩を歩くことにしたのですが、そうすると読書の時間が取れません。 なので、「読書の時間がないなら、朗読CDを借りてきて歩きながら聞けばいいじゃない?」ということで、図書館から借りてきました。 「いつか読まなきゃ」と思いつつ、ずっと読んでいなかったタイ...
ダイエットのために、1日1万歩を歩くことにしたのですが、そうすると読書の時間が取れません。 なので、「読書の時間がないなら、朗読CDを借りてきて歩きながら聞けばいいじゃない?」ということで、図書館から借りてきました。 「いつか読まなきゃ」と思いつつ、ずっと読んでいなかったタイトルなのですが、どうも、読んだことがあったようです。 当時の風習が細かに描写されていて、江戸時代らしいですが、今から150年前でしかないのに、大分、違いがあるんだなぁ、と思いました。
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聞き終わって慟哭が止まらなかった。 登場人物達は、現代人とは違う思想の元に生きている、 ように見えるがやはり通じ合う部分もあるのだ。 姥捨ての風習や物語が残酷だ、という問題の是非を超えた、 深い感動が残る。 小沢昭一の朗読も大変深い。 民謡の節の付け方や台詞の方言がどれだけ正確なのかは わからないけれど、地の文を読むときの懐かしい東京弁、 そして人物の自然かつ強烈な役作りが、 活字を未読の聴き手をも魅了して止まない。
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