怒る企画術! の商品レビュー
タイトルにひかれて手に取ると、著者は「トリビアの泉」や「爆笑レッドカーペット」のプロデューサーの方でした。私の大好きな番組ばかりじゃないですか~。中身は「怒る」要素はそんなになくて、まして企画のテクニックでもなく、ごくまっとうな仕事の進め方だな、と思った・・・けど、そういうまっと...
タイトルにひかれて手に取ると、著者は「トリビアの泉」や「爆笑レッドカーペット」のプロデューサーの方でした。私の大好きな番組ばかりじゃないですか~。中身は「怒る」要素はそんなになくて、まして企画のテクニックでもなく、ごくまっとうな仕事の進め方だな、と思った・・・けど、そういうまっとうなことができなくなってる、ということなのかも知れないなあ。マニュアル世代だったり、人との濃密な関わりを避ける傾向だったり、に対する苛立ちのようなものを感じました。テクニックをもとめてこの本を読んだ人は、精神論のような感じがするかも。私は好きですけど。コンテンツはメッセージがすべて、魂とかハートとか、根本の部分が間違っていると大間違い、というのはとても共感できるなあ。重要なのはメディアではなくコンテンツというのも、私の仕事にも援用できる視点でした。
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先日放送業界とは全く関係ない方と飲んでいた時に、今の若い人たちはもっとチャレンジして失敗して考えて成長して欲しいって話しになった。さらにダメ出ししてきた後輩に、じゃお前のアイデア出してみろって言ったら、「すみません。出来ません」だて後日言ってきたって。 これぞまさしく著者の考え、...
先日放送業界とは全く関係ない方と飲んでいた時に、今の若い人たちはもっとチャレンジして失敗して考えて成長して欲しいって話しになった。さらにダメ出ししてきた後輩に、じゃお前のアイデア出してみろって言ったら、「すみません。出来ません」だて後日言ってきたって。 これぞまさしく著者の考え、体験と一緒! 若者に限らず、仕事を進めていう上で、情熱というか気力というか精魂傾けて取り組めっていう事なんだけど、うーん。 12/04/28-52
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「爆笑レッドカーペット」、「笑う犬の生活」のプロデューサーの書いた本。 仕事に対する姿勢は、業界を超えて共通する部分が結構あるなと思います。上司の頭の中を知りたい若者にはぜひ一読をお勧めします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 「誰かを幸せにするためにアイデアを出す」ということも大切ですが、余裕のないときにはそんなことも言っていられない。 自分が満たされないのに人の幸せなんて考えられないでしょう。 そこで、いったん負の感情を整理整頓して、いいアイデアに変えてしまいましょう。 満たされない欲求でウツウツしているときこそ、数字がすべての「記録」ではなく、長く「記憶」に残るものがつくれるチャンスなのです(著者)。 『爆笑レッドカーペット』『笑う犬の生活』名プロデューサーの発想術。 [ 目次 ] 第1章 負けてるときこそ面白い(目指すのは記録より記憶に残るもの;視聴率を追いかけた結果の惨敗 ほか) 第2章 ぶれないコンセプトの組み立て方(アイデアとは「ちょっと新しい」ものの貯金;企画を出すのは始まりにすぎない ほか) 第3章 感性一つで多くの「ムダ」が「アイデア」になる(現状に対する問題意識を持つ;一〇〇発一〇〇中を狙わない ほか) 第4章 ケンカのできるチームがいい(遠くからでもよく見える旗を立てる;風通しのいいチームづくり ほか) 第5章 アイデアをビジネスモデルに変える思考術(場所を変えるとアイデアもふくらむ;キャラクターは記憶に残る ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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元フジテレビプロデューサー吉田正樹氏による、企画術についての一冊。 書いてあることは至極マットウで、 いざ読むとなんか知っているようなことの気がするけど、 それこそがいい企画ってことなんでしょうね。 文字で書いたときに「当たり前」っぽく見えてしまうことを、 実際に愚直にやりきっ...
元フジテレビプロデューサー吉田正樹氏による、企画術についての一冊。 書いてあることは至極マットウで、 いざ読むとなんか知っているようなことの気がするけど、 それこそがいい企画ってことなんでしょうね。 文字で書いたときに「当たり前」っぽく見えてしまうことを、 実際に愚直にやりきっている人がいかに少ないか、 そしてそれがいかにしんどいか。 そういうことを感じました。 あとは、やっぱりテレビってすごくやりがいがある仕事なんだなって。 人々を喜ばせるTVを作って、世の中をハッピーにしたい。 結局はそこの情熱がすさまじく、決して逃げず、 だからこそそこに摩擦と怒りと不屈の精神が宿ったんだろうなあ。 かっこいい方です。 就活でTV業界目指す人は、是非読むといいと思います。
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フジテレビの元プロデューサーの本。怒りがモチベーションになるというのは共感できる。後半のチームに関する記述はビジネスのチーム運営としても参考になる。
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世の中に対する怒りや不満を解決するためにどうにかしようとするのが企画、とのこと。これはくらたまなぶさんもおんなじこと言ってたなー。 新しい気づきは、いいコンテンツとは誰かに「おれもそう思ってた」と思ってもらえるくらいのレベルと言うこと。
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元フジテレビのディレクターと言うよりは、 「笑う犬」「力の限りゴーゴゴー」等、 人気バラエティ番組のディレクターだった、吉田氏の初著作です。 今回もフォトリーディングしてみましたよ。 「怒る企画術!」という署名通り、 ・不満と憤りと嫉妬が人を育てる ・何か腹が立つことがある。こ...
元フジテレビのディレクターと言うよりは、 「笑う犬」「力の限りゴーゴゴー」等、 人気バラエティ番組のディレクターだった、吉田氏の初著作です。 今回もフォトリーディングしてみましたよ。 「怒る企画術!」という署名通り、 ・不満と憤りと嫉妬が人を育てる ・何か腹が立つことがある。これを変えたい、壊したいという思いがあって、そこを埋めるのがアイデア がこの本のすべてなのかなと。 最近流行りのビジネス本とは、ちょっと毛並みが違うところが、魅力の1つ。 ・世の中の歯車を1個でもカチッと動かせればそればすごくいいこと なんて、最近のビジネス本には載らない言葉ですから。 それに、相手のサービスとガチンコ勝負をすることを推奨したり、 負けたくないという怒りを利用して企画を立てる等、どちらかと言うと、スマートではない考え方ですよね。 それがイヤというわけではないのですけど、できるだけカッコよくというのが風潮なところ、 あえてそれを言うというのは、なかなか言えないですよね。 ・「私もそう思っていた」と思われるのが、良いアイデア なんて、最前線で実際に戦ってきた指揮官にしか言えないセリフです。 この言葉だけで、買った価値がありました。
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吉田正樹さんの考え方に触れられマス! テクニックににも。 以下、今の私に響いたポイント。 タイトル決め=コンセプト決め。 膨大なムダの中から、一流のものが生まれる。 まだ誰の脳も通っていないものに触れ合わないと、 自分の脳は活性化されません。 それをすることがなぜ必要なのかを...
吉田正樹さんの考え方に触れられマス! テクニックににも。 以下、今の私に響いたポイント。 タイトル決め=コンセプト決め。 膨大なムダの中から、一流のものが生まれる。 まだ誰の脳も通っていないものに触れ合わないと、 自分の脳は活性化されません。 それをすることがなぜ必要なのかを明快に説明できれば、 価値観が共有できます。 受け手側の気持ちや気分を想像して共有すること。
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・目指すのは記録より記憶に残るもの TV番組は「視聴率が高い=内容がすばらしい」とはなりませんしね。 全般的に重要なところには太字で書いてあり、図式化している部分もあるので、わかりやすくできてますね。 さらに詳しいことはブログにて http://ssasachan2...
・目指すのは記録より記憶に残るもの TV番組は「視聴率が高い=内容がすばらしい」とはなりませんしね。 全般的に重要なところには太字で書いてあり、図式化している部分もあるので、わかりやすくできてますね。 さらに詳しいことはブログにて http://ssasachan2.seesaa.net/article/144862043.html
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