ヒンドゥー教の“人間学" の商品レビュー
ヒンドゥー教の教義 ⇒バラモン教を中心とした多神教。多様な方言?があり内実は一つとは言えない。 ⇒主な教義:梵我一如 ⇒ブラフマンはすべてであるが、すべてでない(単純な理解ではだめ) ⇒プラジャも重要 ⇒経典はヴェーダ等の4つ。天から授かった。 ⇒輪廻転生を前提とし、解脱が...
ヒンドゥー教の教義 ⇒バラモン教を中心とした多神教。多様な方言?があり内実は一つとは言えない。 ⇒主な教義:梵我一如 ⇒ブラフマンはすべてであるが、すべてでない(単純な理解ではだめ) ⇒プラジャも重要 ⇒経典はヴェーダ等の4つ。天から授かった。 ⇒輪廻転生を前提とし、解脱が目的 ⇒人生の価値観として、現世的成功をした後、解脱を目的に生きる(人生の4柱期) 学び、家を守り、林で考え、浮浪して解脱する。 ⇒現世目的 解脱、富貴、社会秩序、愛欲目的
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女性、特に娼婦はあらゆる技巧に精通していなければならない。 サマーディとは、精神の形成が一切されることのないヨガ行者が達する究極の境地である。 世界の終焉は必然的にヨガの二段階の宇宙と神性の移行にかかわっている。神が諸世界を展開するのは、衆生を救済するためである。 カーストはなく...
女性、特に娼婦はあらゆる技巧に精通していなければならない。 サマーディとは、精神の形成が一切されることのないヨガ行者が達する究極の境地である。 世界の終焉は必然的にヨガの二段階の宇宙と神性の移行にかかわっている。神が諸世界を展開するのは、衆生を救済するためである。 カーストはなくなっても、ヒンドゥー教はカスト制度とは別物であると考えている。
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ヒンドゥー教って何も知らないな、と思って手に取った。高校の頃ウパニシャッドを読んでみたが、ぶっちゃけ何も分からなかったし。 多神教的であり(何にでも神を見出す)、一神教的でもある(それらはすべて唯一神につうじていると考える) という点と 人生の四目的にダルマ(社会宗教的宇宙...
ヒンドゥー教って何も知らないな、と思って手に取った。高校の頃ウパニシャッドを読んでみたが、ぶっちゃけ何も分からなかったし。 多神教的であり(何にでも神を見出す)、一神教的でもある(それらはすべて唯一神につうじていると考える) という点と 人生の四目的にダルマ(社会宗教的宇宙を維持するもの)モークシャ(解脱)だけでなく、カーマ(愛欲と欲望)やアルタ(利益、物質的な富や目的)が含まれている という点がすごく面白かった。 でもそれ以上に『古代の王国の年代記と言った者も一切ない』(!!!)というのが衝撃的。事実を書き記していく、というより、この世の出来事も抽象化されて宗教的・もしくは伝統的な物語と一体化されて書き遺されているという。世界って面白いな!
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