はるえ先生とドクターMの苦手攻略大作戦 の商品レビュー

金子晴恵【著】,宮尾益知【監修】

2012/05/12

発達障害のこどもによく見られる特性・症状について、わかりやすくまとめられた本。

表紙からもなんとなく想像つくかも知れぬが、こどもや知識の乏しい初心者向けに難しい専門用語を使わずわかりやすく表現されている。
また、この中の症状の１つ２つは誰しも思い当たる部分があると思ふ。ので、より発達障害について身近に考えられると思ふ。

個人的には、教育・福祉・療育関係に１セット常備することをお勧めしたいくらいかも。

2010/09/19

発達障害の子ども・当事者がつまずきやすいポイントを“注意・集中力編”“記憶編”“体と手先の運動編”“ソーシャルスキル編”“ことば（聞く・話す）編”“ことば（読む・書く）編”の６分野に分けて紹介されています。
子どもにわかりやすいように、よく使われる専門用語も親しみやすく言い換えられています。
それぞれの分野ごとに苦手を抱えたキャラクターを出すことによって、よりイメージしやすく共感しやすいところがGood!

どんな子ども・人にも１つ２つは『なんとなく当てはまるなぁ～』と思うようなことばかりですので、タイトル通り“発達障害のある子にもない子にも役立つ”本だと思います。