クラシック音楽は「ミステリー」である の商品レビュー
・シェーンベルクは13という数字を恐れていた。49歳とか58歳のように足すと13になる年の13日の金曜日は外出しないようにしていたが、76歳の13日の金曜日、あと13分で翌日という時に喘息発作で死亡した。 ・あるときスターリンがラジオを聞いていたら、モーツァルトのピアノ協奏曲2...
・シェーンベルクは13という数字を恐れていた。49歳とか58歳のように足すと13になる年の13日の金曜日は外出しないようにしていたが、76歳の13日の金曜日、あと13分で翌日という時に喘息発作で死亡した。 ・あるときスターリンがラジオを聞いていたら、モーツァルトのピアノ協奏曲23番が流れてきて、とても気に入った。そこでラジオ局に電話してレコードがあるかどうか聞いたところ、ライヴ放送でレコードは作っていないにもかかわらずスターリンにNOとは言えなくて、あると言ってしまった。 急遽そのときの奏者マリア・ユーディナとオーケストラを集めて夜中に録音したそうだ。緊張のあまり、指揮者は3人も交代したとか。 そのレコードは、スターリンが亡くなったときに聴いていたのではないかと言われているが、この録音の話自体本当なんだろうか。
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真面目一辺倒のクラシック解説本でないところが良かった。「ドン・ジョバンニ」は私には良さが解りづらい作品だったが、もう一度見てみようと思えた。
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クラシック音楽と作曲家たちについてたくさん知識をお持ちの方のようですが、話があちこち飛んでいって、何をいいたいのかよくわかりませんでした。
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気持ちのいい公園のベンチに座る、物事をぼんやり考えているような考えていないような状態の、他人の頭の中を覗いたような文章なのですが、口語で読みやすくはあります。 ミステリーというより、2時間なんちゃら劇場とかで、登場人物の名前みながら話の筋を考えちゃうような、推理小説好きっぽい人...
気持ちのいい公園のベンチに座る、物事をぼんやり考えているような考えていないような状態の、他人の頭の中を覗いたような文章なのですが、口語で読みやすくはあります。 ミステリーというより、2時間なんちゃら劇場とかで、登場人物の名前みながら話の筋を考えちゃうような、推理小説好きっぽい人とTVの前で座ってるみたいな感じ。 クラシックや推理小説に縁はなくとも、薀蓄&妄想系のエッセイがお好きな方は、楽しく読める。かも? と、思っていたら、この本は、本業・作曲家の人のブログ書籍化だそうです。 納得。
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吉松隆の音楽は素晴らしい。大ファンである。 しかし本著書はお気軽タッチ。ショスタコーヴィチを揃えて聞きたくなったが。
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