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エピデミック の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2023/09/13

コロナ禍を越えて読むとすごい そんなことあったな…そうそう…と。 もはや予言書?と思うくらい。でもCOVID-19ほどの規模ではないにしろ、新興感染症周辺の動きは過去から変わらないんだなと感じた。 序盤から、感染源として怪しいものがどんどん出てくるのが緊張感あって良かったな。

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2020/09/01

川端裕人「エピデミック」http://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-744137-6 読んだ(のは角川だけど買えるのはこっち)超おもしろい。エンタメ、かつ疫学入門というか統計から可能性を絞り込んで源...

川端裕人「エピデミック」http://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-744137-6 読んだ(のは角川だけど買えるのはこっち)超おもしろい。エンタメ、かつ疫学入門というか統計から可能性を絞り込んで源へ遡る話は研究日記的な要素もあってめちゃくちゃ没入した。研究者同士の議論も興味深い。感染地図を思い出したよ 予言とか言われて復刊されたみたいだけど、パンデ物を数冊読んだ結果、そういうことじゃなくてこの手の疫病拡大はパターン化できてとことん科学的に分析予測できるってことなんだと理解した。だから台湾があそこまで完封できたわけで。こういうとこに国の知力とリーダーシップの差が出るんだ…

Posted byブクログ

2020/03/12

私が読んだのはハードカバーの本で、表紙はアンリ・ルソーの「戦争或いは天翔る馬』の絵が不気味に描かれていた。 新コロナウィルス流行の現在、些か不真面目ではあるが、この本を手に取った。 エピデミックとはパンデミックの一歩手前のあるコミュニティー全体で爆発的に感染が起こる状態。この本は...

私が読んだのはハードカバーの本で、表紙はアンリ・ルソーの「戦争或いは天翔る馬』の絵が不気味に描かれていた。 新コロナウィルス流行の現在、些か不真面目ではあるが、この本を手に取った。 エピデミックとはパンデミックの一歩手前のあるコミュニティー全体で爆発的に感染が起こる状態。この本は東京から近いC県のT市の一部で起こった新型コロナウィルスのよる騒動を描いたもの。 医学と別の分野に疫学という分野があり、その手法が素人にも分かりやすく書いてあってその点では興味深かった。疫学は原因となるウィルスを研究するのとは別に、極めて統計学的手法で感染の『元栓』を見つけ、それを『閉める』学問であることが分かる。 内容的には10日間の出来事が描かれているのだが、冗長で、それでいて場面転換が頻繁で読みにくく、すっと頭の中に入ってこない。疫学の部分を除けば話の筋は見えているし、面白くなかった。

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2011/11/07

首都圏通勤圏内、農業と漁業の町、崎浜。常春の集落で、重症化するインフルエンザ患者が多発?現場に入った国立集団感染予防管理センター実地疫学隊隊員・島袋ケイトは、ただならぬ気配を感じた。重症患者が急増、死者が出ても、特定されない感染源。恐怖に陥った人々は、住民を感染地区に閉じこめ封鎖...

首都圏通勤圏内、農業と漁業の町、崎浜。常春の集落で、重症化するインフルエンザ患者が多発?現場に入った国立集団感染予防管理センター実地疫学隊隊員・島袋ケイトは、ただならぬ気配を感じた。重症患者が急増、死者が出ても、特定されない感染源。恐怖に陥った人々は、住民を感染地区に閉じこめ封鎖を始めた。ケイトは娘を母に預け、感染源を断つため集団感染のただ中に向かう!緊迫の10日間を描く、アウトブレイク小説。

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2011/02/09

昨今、ウイルスによる被害が深刻化しているが、いかに防ぐのが難しいのかなど疫学に関することがわかります。著者の本は殆ど読んでいるが、色々な世界を見せてもらえます。

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2010/05/09

疫学というものがどんなものなのかまったく知らなかったのですが、本書を読んで理解が深まりました。私は最初のあたりで「元栓」はピーンと来たのですが、さらに元栓の元栓まで踏み込むのは、疫学の範囲を超えるということで追求なしだったのが、ちょっと残念。

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2010/11/06

川端作品はいくつか読んだが、昔よりは読みやすくなった。けれども、相変わらず難しい。情報量が多すぎる。フィールド疫学の概要がピンと来ない。難しい。

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