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はじめてのトポロジー の商品レビュー

3.4

14件のお客様レビュー

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2020/01/19

トポロジーの考え方の基礎がまとめられた本。 とてもわかりやすく、全く知らない状態でも容易に理解ができた。

Posted byブクログ

2015/03/12

全体的に面白かった。グラフ、展開図、ホモロジー、ホモトピー。ただ、ところどころあえて説明を思わせぶりに止めることに腹が立った。ならば、いわなきゃいいのに。または参考文献を具体的に挙げるなどするのが親切ではないのか。教育、啓蒙書としては、いまいち。

Posted byブクログ

2015/01/28

本書をずっと読んでいて、その後でセーターを着ようと思ったら、頭の中で形がどんどん変わっていって穴が4つの不思議な物体になってしまった。以前、ポアンカレ予想の話をテレビで見たとき、コーヒーカップややかんなどが変形する様子をCGを使って表していた。数学者の頭の中はおもしろい。一般人に...

本書をずっと読んでいて、その後でセーターを着ようと思ったら、頭の中で形がどんどん変わっていって穴が4つの不思議な物体になってしまった。以前、ポアンカレ予想の話をテレビで見たとき、コーヒーカップややかんなどが変形する様子をCGを使って表していた。数学者の頭の中はおもしろい。一般人には見えない4次元空間から3次元空間にアプローチをする。そして、閉じた袋の中にある物体を、どこにも穴を開けずに取り出すことができてしまう。ホモロジーとかホモトピーの話はちょっと難しいので、一筆書きの話だけ授業のネタに使わせてもらいましょう。しかし、トポロジーの本を読んでいると、ついドーナツが食べたくなってしまう。

Posted byブクログ

2014/03/27

グラフ理論、曲面の分類、ホモロジー、ホモトピー、結び目理論とトポロジーの基本的な考え方をひととおり眺めることができる。コンパクトにまとめられていて、入門書としてとてもいい。堅苦しいものではなく読み物。

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2013/05/29

数式無しにトポロジーからポアンカレ予想までをイメージで説明。 グラフ理論とかトポロジーの変形とか話としては面白いですね。 トポロジーってなに?ポアンカレ予想って?みたいな入門書としてはわかりやすくて良いと思います。 後半のホモロジーあたりは少し難解ですね。 やっぱり数学者は頭...

数式無しにトポロジーからポアンカレ予想までをイメージで説明。 グラフ理論とかトポロジーの変形とか話としては面白いですね。 トポロジーってなに?ポアンカレ予想って?みたいな入門書としてはわかりやすくて良いと思います。 後半のホモロジーあたりは少し難解ですね。 やっぱり数学者は頭おかしいですねw

Posted byブクログ

2012/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は、物理学を学んでいるのですが、トポロジーに興味があり読んでみました。トポロジーに関して、前提知識はなかったのですが面白く読むことがでrきました。また、形を扱う学問であるので図が多くなるのですが、私には少し想像するのが難しい絵ばかりでした。数学やっている人たちは、こう言うのが頭に思い描けるんだなと思うと、すごいなと感じました。

Posted byブクログ

2012/01/09

とてもわかりやすく面白い本です。「もののかたち」をいかに数学という形式に落としこんでいるのか、そのアイデア・イメージがとてもよく分かりました。私は数学は専門ではありませんが、これからトポロジーを学ぶ人や興味のある人は、この本から入っていくとよいのではないでしょうか。

Posted byブクログ

2011/10/30

一般向けの概説本ではあるが、トポロジー的イメージを想起する手がかりが丁寧に与えられていて、分かりやすい。 それでいて、この学問の深淵をチラリと見せてくれて、好奇心をくすぐられる。 例えば、2本のメビウスの帯の縁を全て繋ぎ合わせると、どんな形になるでしょう。 トポロジー世界の入り口...

一般向けの概説本ではあるが、トポロジー的イメージを想起する手がかりが丁寧に与えられていて、分かりやすい。 それでいて、この学問の深淵をチラリと見せてくれて、好奇心をくすぐられる。 例えば、2本のメビウスの帯の縁を全て繋ぎ合わせると、どんな形になるでしょう。 トポロジー世界の入り口を覗き見るには絶好の本だと思った。

Posted byブクログ

2011/08/08

トポス(位置、場所)という問題は、 現代思想の中では、量というものの持つリニアな関係からの 離脱を託された概念というイメージがある。 でも、実際はどうなんだろうと思って覗いてみた。 本書は入門書として図解が多く、おそらくこの手の本としては かなり分かりやすいのだろう。 トーラ...

トポス(位置、場所)という問題は、 現代思想の中では、量というものの持つリニアな関係からの 離脱を託された概念というイメージがある。 でも、実際はどうなんだろうと思って覗いてみた。 本書は入門書として図解が多く、おそらくこの手の本としては かなり分かりやすいのだろう。 トーラスであったり、トポロジー手品であったり、 ベッチ数という考え方であったり、興味を引く話題はよく提供してくれた。 けれども、正直言うと次元を取り扱う直前あたりで撃沈。 ☆3つの評価は僕自身が評価できてないということの結果であります。 ただ、似たような形が様々ある中で、 それらを分離したりグループにまとめることの 学問であるということは分かった。 そして、現実的なコミュニケーションや交通の可能の図形は ここに図示されているもののと同じ性質を持つにしろ、 相当に高次なものであり、 個々のケースでは逆にかなり低次なものになるという予測はできる。 その極端さ加減、失われた超新星で星座を作ろうとした ベンヤミンを思い出す。

Posted byブクログ

2010/11/06

 メビウスの輪、クラインの壺…曲面をめぐる数学的思考の旅は時に楽しい。  その一つ、トポロジーを理解するこの入門書も、知的好奇心を刺激してくれます。

Posted byブクログ