マネーの進化史 の商品レビュー
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銀行、債権の歴史。バブルの歴史。フランス経済を破綻させ、フランス革命の引き金を引いたとされるジョン・ローなど、興味深い話が続く。 (主な著作) 憎悪の世紀 なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか
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マネーに関わる債権、株式、保険、不動産、サブプライムローンまでの歴史に関することも細かく説明されていて良かった。我々は金のために生きているのではなく幸せになるために生きている、それなのに金に振り回されてしまうのは何故だろうか?やはり金との付き合い方をよく知らないからだと思う。ベニ...
マネーに関わる債権、株式、保険、不動産、サブプライムローンまでの歴史に関することも細かく説明されていて良かった。我々は金のために生きているのではなく幸せになるために生きている、それなのに金に振り回されてしまうのは何故だろうか?やはり金との付き合い方をよく知らないからだと思う。ベニスの商人、メディチ家、ロスチャイルド、東インド会社、チューリップバブル、デリバティブ、マイクロファイナンス、グローバリゼーション、LTCM、ドルペッグ制等マネーに関する基礎知識は復習できた。今後はその付き合い方も考えていきたい。
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金融史の概観。お叱りを覚悟でざっくりいうと、過熱と破綻の繰り返し史。で、過熱のときには、それを肯定するもっともらしい理屈が支配します。 もうちょっと平易にして、高校生くらいが興味を持てる装丁にしても良かったかと。
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サブプライム危機をいち早く予測した、と(後付けで)賞賛される経済学者の一人に数えられる著者だが、本書を読むかぎり、著者の危機予知は「主流派」経済学者の弁明にしか聞こえない。債権、株式、保険、不動産という区分けごとに金融の歴史をたどるという試みは、ありそうでなかったものなのかもしれないが、読み終えた感想としては少なくとも知的な驚きは皆無だ。(現在まで)主流派(であった)経済学者による主流派経済史の正統的講釈以上でも以下でもない。
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マネーというより金融史上のトピックスを扱った本。もっとも、通史的なものではなく、著者が注目する各分野を取り上げているので、体系的な内容ではない。各断片には面白い内容も含まれているが、寄せ集め的な感じもする。タイトルや歴史家でもある著者のことなので、もう少し歴史の流れに沿った壮大な...
マネーというより金融史上のトピックスを扱った本。もっとも、通史的なものではなく、著者が注目する各分野を取り上げているので、体系的な内容ではない。各断片には面白い内容も含まれているが、寄せ集め的な感じもする。タイトルや歴史家でもある著者のことなので、もう少し歴史の流れに沿った壮大な内容を期待していて、その点では少々期待はずれだった。
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ミシシッピ会社事件がかなり詳しく説明されていて面白かった。一番関心のあった1970年代の話は少なくてちと残念。
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第1章 一攫千金の夢 第2章 人間と債券の絆 第3章 バブルと戯れて 第4章 リスクの逆襲 第5章 家ほど安全なものはない 第6章 帝国からチャイメリカへ 終章 マネーの系譜と退歩
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掛け替えのない存在。 それは家族でも友人でもなく、ここではカネ。 あなたの財布に入っているそれは、一体何なのか。 本書にはこう書かれている。 「金属がカネなのではない。信用を刻印されたものがカネなのだ。」 現代では、紙幣と硬貨という形をとっているが、 昔はそれが貝であっ...
掛け替えのない存在。 それは家族でも友人でもなく、ここではカネ。 あなたの財布に入っているそれは、一体何なのか。 本書にはこう書かれている。 「金属がカネなのではない。信用を刻印されたものがカネなのだ。」 現代では、紙幣と硬貨という形をとっているが、 昔はそれが貝であったり、塩であったり、もっと遡るとそれは石だった。 紙幣や硬貨は「カネ」を視える化したものなのかもしれない。
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「お金」という漠然とした価値についてヨーロッパ史やメリルリンチ・リーマンなどの事例を交えながら説明されている。自身はあまり詳しくないが、ヨーロッパ史に精通していれば、歴史の読み物としても興味深い内容であっただろう。やはり歴史を知ることは改めて重要だと感じた。本書だが、金融知識がな...
「お金」という漠然とした価値についてヨーロッパ史やメリルリンチ・リーマンなどの事例を交えながら説明されている。自身はあまり詳しくないが、ヨーロッパ史に精通していれば、歴史の読み物としても興味深い内容であっただろう。やはり歴史を知ることは改めて重要だと感じた。本書だが、金融知識がない私でも株式、保険、不動産、債権について想起させられることが多かった。金融の知識は生きていく上で最重要だと認識すると共に、更なる見地を身に着けたいと感じた。
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モモから経済、金融について知りたくなってきて読んでみた。 金は時代とともに抽象化してゆくのだと思った。
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