Effective C# の商品レビュー

ビルワグナー【著】,鈴木幸敏【訳】

2011/01/09

C#開発のベストプラクティス集。言語を覚えた後、より適切に作るにはどうすればいいかを学ぶのに最適。C#クラスライブラリを作る人向けの内容が多いので、いわゆる企業向けシステムの開発には過剰な内容も多い。また、結構難しいのである程度習熟しないと理解できないかも。さらに、C#2.0/3.0の内容は無く、続編のMore Effective C#を読まないといけない。

発注先のプログラムをチェックできるようになりたいと考え購入。

Javaと共通点があるとはいえ、独習C#の後すぐに読むのは厳しかった。理解しきれていない部分があるので、慣れた後に再読が必要。

読み終わった後になって気付いたが、DBアクセス周りはADO.Netに含まれているらしい。ということは、プログラムのチェックができるようになるためには、ASP.Netの基礎＋応用、ADO.Netの基礎＋応用、AJaxToolKitの基礎＋応用、ここまで理解しないといけない。思っていたよりも先は長いなぁ。

メモ
・using、try finallyでアンマネージドリソースを解放。
・StringBuilderで文字列連結
・foreachループを使う
・ボックス化・ボックス化解除の発生を抑える
・constとreadonlyの違い
・キャスト時はis、as演算子を使う
・値型と参照型の違いを理解する
・機能分割はJITコンパイラのコンパイル単位にも関係
・データバインドを活用する

2010/10/19

C#プログラマなら必読だと思う本。
ただし、同シリーズのJava版などに比べると
高度な内容が少ないというか、
初級者よりな内容だったという印象。
（↑Java版を読んだのが相当前なので少しあやしいですが）
でも、C#の入門的良書が少ないので
その意味ではちょうどいいかもしれない。