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連塾 方法日本(2) の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/11/24

読了 松岡正剛は、大学受験かなんかでたまたま東京にきてたとき、たまたま入った神保町の今はなくなった洒落た本屋で平積みしてあった遊を読んでたまげて、「新宿のビルに反射してる太陽を見て、太陽の直径はあそこまで届いてると思った」とか言うんだもの、グッときて、それ以来、松丸本舗に千夜千冊...

読了 松岡正剛は、大学受験かなんかでたまたま東京にきてたとき、たまたま入った神保町の今はなくなった洒落た本屋で平積みしてあった遊を読んでたまげて、「新宿のビルに反射してる太陽を見て、太陽の直径はあそこまで届いてると思った」とか言うんだもの、グッときて、それ以来、松丸本舗に千夜千冊に、豪徳寺の編集工学研究に遊びにいったり、と、よくよく考えると、なんで吉本隆明でも中沢新一でもなくこの人なんだろうなーよく考えたら顔も見たことない知らない人なんだなー でも、信用していいな、と、思える人って少ないよね 生きてるうちに一度、会いたいなー

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2014/10/15

[ 内容 ] <1> 衝撃の日本論!! つまらないニッポンに喝を入れる一途でパンクなセイゴオ流・高速シリーズ、第1弾。 <2> 山水ラディカル、侘び寂びアバンギャルド。 「見えないもの」を「魅せる」、方法日本、究極の「負の想像力」。 日本美術の見方が一変する。衝撃の日本論第2弾...

[ 内容 ] <1> 衝撃の日本論!! つまらないニッポンに喝を入れる一途でパンクなセイゴオ流・高速シリーズ、第1弾。 <2> 山水ラディカル、侘び寂びアバンギャルド。 「見えないもの」を「魅せる」、方法日本、究極の「負の想像力」。 日本美術の見方が一変する。衝撃の日本論第2弾。 <3> 日本は何を失い、何を得たのか。 「これまで」の祖国、「これからの」母国。 津波と原発の波涛を越えていますべての人に伝えたい、渾身のメッセージ。 3・11を予見させる「負の想像力―地震と枯山水」収録。 [ 目次 ] <1> 第1講 日本という方法 笑ってもっとベイビー無邪気にオン・マイ・マインド―外来文化はどのようにフィルタリングされてきたか(比良八荒を「次第」にこめて;正負を合わせるてりむくり;絶対矛盾の自己同一 ほか) 第2講 神話の結び目 住吉四所の御前には顔よき女體ぞおはします―日本にひそむ物語OSと東アジア世界との関係(グローバル・スタンダードをめざさない;物語には「型」がある;モノに赴く物語 ほか) 第3講 仏教にひそむ謎 重々帝網・融通無礙・山川草木・悉皆成仏―仏教的世界観がもたらした「迅速な無常」(東洋をコンピュータ化する;宮沢賢治と法華経;近代史のなかの法華経 ほか) <2> 第4講 「文」は記憶する 目の言葉・耳の文字・舞の時空・音の記譜―インタースコアとインタラクティブシステムの歴史(並列する文化;インタースコアとしての日本;森林文化のメソッド ほか) 第5講 日本美術の秘密 白紙も模様のうちなれば心にてふさぐべし―枕草子・枯山水・宣長・幕末三舟・イサムノグチ・三宅一生(梅窓院から日本を考える;「連塾」とは編集の場である;「好み」とは何か―椅子は奏でる ほか) 第6講 「負」をめぐる文化 正号負号は極と極。いづれ劣らぬ肯定だ―引き算と寂びと侘び(夢窓・心敬から天心・九鬼へ)(「場」と「関係の発見」人は自然か、人工か;日本の健康状態;日本になったもの ほか) <3> 第7講 面影と喪失 誰そ我にピストルにても撃てよかし伊藤のごとく死にて見せなむ―なぜ日本人は喪失をもって面影としてきたか(日本は何を失ったか―喪失の昭和史;思い出のなかのリアル;日本の「分母」はどこにある;ナショナリティとジャパン・マザー;グローバルvsローカルの境い目で ほか) 第8講 編集的日本像 雪が舞う鳥が舞うひとつはぐれて夢が舞う(または一宿一飯の義理)―メディアステートとしての去来日本(“北の螢”はどこにいる―明滅する日本;「テ・ニ・ヲ・ハ」の方法論;“ぼくら”はコメの民族だ;エディティング・ジャパン―外来コードと内生モード;「型」のゼネレーション―方法日本「五つの窓」 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2013/12/03

おもろい。日本画の展覧会に行きたくなった。ちょっと見方のヒントがあると、俄然興味がわくものだ。等伯の松図は本物見たんだ、よかった。若い頃はきんきらきんの絵なんだけど。猿はほんとにかわいいです。 天心の頃の日本画って、今よりもっと、 政治的なものと深く結び付いていたのかな、と最近...

おもろい。日本画の展覧会に行きたくなった。ちょっと見方のヒントがあると、俄然興味がわくものだ。等伯の松図は本物見たんだ、よかった。若い頃はきんきらきんの絵なんだけど。猿はほんとにかわいいです。 天心の頃の日本画って、今よりもっと、 政治的なものと深く結び付いていたのかな、と最近思う。

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2013/10/05

日本というものより、西洋的「知」に憧憬を抱いていた自分に、まさに灯台下暗し、日本の文化というものが、こんなにも意匠を凝らしていたと感じることはなかったのだが、松岡氏の編集力の甲斐もあってか、「素晴らし」のひとこと。表紙に「侘び」、「数寄」、「余白」と書いてあるが、日本的「方法」で...

日本というものより、西洋的「知」に憧憬を抱いていた自分に、まさに灯台下暗し、日本の文化というものが、こんなにも意匠を凝らしていたと感じることはなかったのだが、松岡氏の編集力の甲斐もあってか、「素晴らし」のひとこと。表紙に「侘び」、「数寄」、「余白」と書いてあるが、日本的「方法」でもってそれらがいかに成り立ったか、またそれをどのように我々「現代人」にも通用する概念なのか?すべてが網羅されているという素晴らしき本。最近、松岡氏関連の本を読みあさっているのだが、「編集工学」というものに突き当たった氏の洞察力には感動すらする。 我々、日本人は「主語」をつくるのではない、「述語」で表現するのだ。

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2012/10/06

やばい。 面白すぎ。 「詫び・数寄・余白」につられてⅡから借りちゃったけど、 Ⅰも読まないと。 読みたい本が一気に増えた。

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2011/03/07

 ぼくなどがレビューを書くなどおこがましい。ただただ、一文一文から連想が広がり、豊かで興味深い読書体験を味わえました。含蓄に富んだ話から頭の中の連想があまりにも広がるので、読むスピードは他の本に比べて軍を抜いて遅かった。その遅い時間こそが生きられた読書の時間だったような気がします...

 ぼくなどがレビューを書くなどおこがましい。ただただ、一文一文から連想が広がり、豊かで興味深い読書体験を味わえました。含蓄に富んだ話から頭の中の連想があまりにも広がるので、読むスピードは他の本に比べて軍を抜いて遅かった。その遅い時間こそが生きられた読書の時間だったような気がします。いろんな見方が変わりましょう。

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2011/02/22

学生に読んでほしい著書。 編集工学研究所長の松岡正剛氏の著書であるが、あらゆる分野に造詣が深く、知識も豊富である。現代日本の急激な変化に対応しながら、日本文化をこよなく愛していることが文字から窺える。ジャンルを超えてさまざまな角度から問題を提起しているが、文字の行間から零れ落ち...

学生に読んでほしい著書。 編集工学研究所長の松岡正剛氏の著書であるが、あらゆる分野に造詣が深く、知識も豊富である。現代日本の急激な変化に対応しながら、日本文化をこよなく愛していることが文字から窺える。ジャンルを超えてさまざまな角度から問題を提起しているが、文字の行間から零れ落ちそうな感覚を読みとっているつもりだが・・・他者への説明は困難。彼の著書を読むと本当の「QOL」「生活の質を豊かに」というのはこういうコト? つまり、学科を超えて目にしてほしい本です。

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2010/11/17

盛りだくさん~これでもかと入ってくる知識と方法~論理。 それが小気味よくて、少し混乱しながらも心地よい知の疲れに酔う本です!

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2010/03/11

九鬼周造 いきの構造 岩波書店 岡本太郎 日本の伝統 松本清張 砂の器 川島武宣 日本人の法意識 岩波新書 黒澤明 椿三十郎 三船敏郎 座頭市物語 勝新太郎 升田幸三の進言  巣鴨に入っている人を外にだして、自分たちの手駒として使う。それば将棋の政治の仕方だ。あなた方は閉じ込めた...

九鬼周造 いきの構造 岩波書店 岡本太郎 日本の伝統 松本清張 砂の器 川島武宣 日本人の法意識 岩波新書 黒澤明 椿三十郎 三船敏郎 座頭市物語 勝新太郎 升田幸三の進言  巣鴨に入っている人を外にだして、自分たちの手駒として使う。それば将棋の政治の仕方だ。あなた方は閉じ込めたまんまで、チェス型でこの国を治めようとおもったらうまくいかないよ

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