じぶんの木 の商品レビュー
小学生のわたるの村一番の友だちは93歳になるひいじいちゃんの伝じい。 このふたりの語らい。 じっくり ゆっくり 伝じいの言葉を 噛みしめて 読む。
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死んだあとどうなるか。大きな自然の循環を心のよりどころとするのもよいのではないか。宗教が教える死後の世界に変わるものを作っていくことも必要なのではないかと考えさせられた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は、過疎の山村に住む、村唯一の小学生のワタル。ワタルの遊び相手は、93歳になる曾祖父さんの伝爺。伝爺は、若い頃、熊撃ちの名人だった。 昔は、大朝日岳を背に近隣の山々で熊を仕留めた伝爺も、寄る年波には勝てず、体調を崩して町の病院に入院してしまった。10歳のワタルは、大好きな伝爺のお見舞いに、町の病院まで1時間かけて自転車で通う。 病室では、伝爺から熊撃ちの話や山の話などたくさんの話を聞かせてもらう。その話の内の一つが、「じぶんの木」である。人が生まれると、どこかの山に木が一本生える。それがその人の木になる。 山に自分の木がある話は、20年以上前に聞いたことがあった。
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一生懸命生きていれば、自分らしい木が心の中に育つ。1人1人が誰にも代わることの出来ないかけがえのない存在。 そんなことを押しつけがましくなく教えてくれる絵本でした。
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大すきなおじいさんの死をどう受け止めるのか。 死と向き合うことで、生きることの意味を考えるようになるのかもしれません。
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伝じいに「だれにでもじぶんの木がある」とおしえてもらったわたる。 じぶんの木を探しに出かけます。 命の尊さを教えてくれる絵本です。
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