少年少女古典文学館・21世紀版 の商品レビュー
この本は図書館の子供用のコーナーにあった本。 中学生向けの、現代語訳なので、スラスラ読めてうれしい。 前世の因縁でこうなったとか。仏教説話が多い。「もとどり」とか風俗に関する用語も絵や図での解説があり、挿絵も絵巻物風で、とても読みやすい。 岩波書店の大人用は400話あるみたいです...
この本は図書館の子供用のコーナーにあった本。 中学生向けの、現代語訳なので、スラスラ読めてうれしい。 前世の因縁でこうなったとか。仏教説話が多い。「もとどり」とか風俗に関する用語も絵や図での解説があり、挿絵も絵巻物風で、とても読みやすい。 岩波書店の大人用は400話あるみたいですが、これは51話だけになっています。でも、なんか、「今昔物語」を読み終えた満足感が味わえます。
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◎古文が苦手だったけれども古典が読みたくて手にした本。現代文で書かれ、挿し絵、解説付き、ほとんどの漢字には振り仮名があるので読み易い。 ◎平安時代、「今は昔」で始まる物語。 51話の中で、一番好きなのが「さるの恩返し」。海で大きな貝に手を挟まれていたさるが赤ちゃんを連れたお母さん...
◎古文が苦手だったけれども古典が読みたくて手にした本。現代文で書かれ、挿し絵、解説付き、ほとんどの漢字には振り仮名があるので読み易い。 ◎平安時代、「今は昔」で始まる物語。 51話の中で、一番好きなのが「さるの恩返し」。海で大きな貝に手を挟まれていたさるが赤ちゃんを連れたお母さんに助けられる。そして赤ちゃんを使って恩返しをする。お母さんにもさるにも温かい気持ちを感じ、好き。 ◎一話ごとに「訳者からのひとこと」があり〜感想や時代背景などが書かれている。これが素の感想でおもしろい。
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2013.6.19 有名なものもあるが、51話入っているのではじめてのものも多く楽しかった。天竺の天狗が海から聞こえる念仏をたどるのが、特に好き。 くだけた訳で読みやすいが、私はもっと原文に近いほうがいいな。
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