日本史有名人の臨終図鑑(1) の商品レビュー

篠田達明【著】

2020/02/12

時の権力者から武将、文学者等、名だたる者111人の病歴と臨終。
20代までに亡くなった人々･･･徳川家継、石川啄木など、9人。
30代で亡くなった人々･･･源義経坂本龍馬、北条時宗など、11人。
40代で亡くなった人々･･･太宰治、大谷吉継、上杉謙信など、15人。
50代で亡くなった人々･･･夏目漱石、井原西鶴、足利尊氏など、26人。
60代で亡くなった人々･･･藤原道長、春日局、小林一茶など、18人。
70代で亡くなった人々･･･江戸川乱歩、良寛、南方熊楠など、19人。
80代で亡くなった人々･･･藤原定家、藤田嗣治、一休など、9人。
90代で亡くなった人々･･･葛飾北斎、牧野富太郎など、4人。
五十音順と時代順の人名索引有り。
“はじめに”の文中に若干の参考文献の記述有り。
2ページに略歴とカルテ(受診者情報、家族歴、病歴等)での構成。
れきがく養生所の病室にいる方々はどんな人たち？その病状は？
幼くして亡くなられた方、90歳代まで長寿の方。そして臨終。
身分も職業も様々ですが、死は等しく訪れます。
著者はさすがに医療関係者、カルテは推測といえど詳細です。
伊達政宗の独眼竜の原因、よくわかりました。
それにしても、今も昔も、癌や脳卒中の怖さ、インフルエンザ流行。
そして、ストレスが病や死に至る要因になっているとはね～。

2013/06/19

微妙。死因とか死に際とか必 要 最 低 限 は、書かれている。もっとその死に迫って欲しい。筆者の下らないジョークが炸裂してる。

2012/10/15

偉人の生い立ちの概要もさることながら、何がこの本の魅力かと言えば、カルテに記載されている著者の辛口コメントが的を得すぎてて超絶笑えます。