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東京見物 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2021/12/26

東京オペラシティでやっていた「和田誠展」で見つけた本です。2009年の講談社創業100周年の記念出版100冊の一冊です。和田誠が幼い頃、買ってもらって繰り返し読んだという講談社の絵本「東京見物」を2009年に新たに書く、という企画です。その昭和12年、1937年の「東京見物」も同...

東京オペラシティでやっていた「和田誠展」で見つけた本です。2009年の講談社創業100周年の記念出版100冊の一冊です。和田誠が幼い頃、買ってもらって繰り返し読んだという講談社の絵本「東京見物」を2009年に新たに書く、という企画です。その昭和12年、1937年の「東京見物」も同時に復刻されていて、その読み比べが面白いです。1937年版の扉の日本橋の東京都のマークを抱えるライオン像が未だにあることに感激したところから始まっているので基本は、1937年版で当時の画家たちが描いた絵を現代の風景として描き直す、という仕立てになっています。ただ丸ビルが六本木ヒルズに、歌舞伎座が新宿末廣亭に、浅草仲見世が原宿・竹下通りに、西郷銅像がレインボーブリッジに、上野動物園が国立科学博物館に、デパートが汐留に、放送局がNHK放送センターに、国技館が東京ドームに、隅田公園が代々木公園に、築地本願寺のページは柴又へ、震災記念堂の代わりか、広瀬中佐銅像の代わりか、で寅さん像になっています。戦前の東京と21世紀の東京、大きく違うけど、でもなにか共通した温かさを感じました。たぶん、和田誠が子ども目線失っていないクリエイターだからなのかもしれません。 

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2010/07/01

和田 誠 講談社 (2009/12/18) 和田誠さんのイラストも楽しい 70年前(昭和12年)に発行された絵本の復刊もおもしろい カタカナ表記、旧かな、旧字 いろんな画家の絵と相まって懐かしい感じがする (講談社絵本の宣伝文句にも笑ってしまった) 同じ場所とは思えないわ...

和田 誠 講談社 (2009/12/18) 和田誠さんのイラストも楽しい 70年前(昭和12年)に発行された絵本の復刊もおもしろい カタカナ表記、旧かな、旧字 いろんな画家の絵と相まって懐かしい感じがする (講談社絵本の宣伝文句にも笑ってしまった) 同じ場所とは思えないわ~ 講談社創業100周年記念作品 だそうだ ≪ 70年 激変の街 人は今 ≫

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