自分なくしの旅 の商品レビュー
童貞こじらせて煩悩にまみれた浪人生。 それでも周りの人の助けでなんとか生きていく姿はなんだか自分を見ているようで気恥ずかしい。ちょっぴり大人のライ麦畑。
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MJの自伝的小説。2010年の私的ベスト1の本でした。別になにがすごいってわけじゃなく、まったくすごくない主人公のダメな話。文才とかそういうの関係なく、人間ってこんなものだよなって単純に思えたのがよかった。
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めっちゃおもろかった!みうらじゅんの自伝的な話。東京に出て目標がなくなったり、恋におぼれたり・・・共感できるところいっぱいあったなー。やっぱり今活躍してる人ってなんだかんだ、苦しい時期があったんだもの。苦しいけど笑えるような、そんな話で救われました~。
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アイデン&ティティとか、色即ぜねれいしょんとか、またみうらじゅんの青春の本だよ。 なんかもうワクワクはなかったな。はじめてよんだのに、なぜか知ってるかんじ。
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"青春"とは"童貞"である それも1つの答えだろう。 どこか懐かしく、 そして、他人事とは思えないお話。
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美大合格を目指し、京都から上京した浪人生の乾純。親戚の家に居候し、美術予備校へと通う純の前に“東てる美”に似た美奈が現れた。外車を乗り回し、銀座の高級料理店へも平気で足を運ぶ美奈。自分とは住む世界が違う彼女に戸惑いつつも、いつしか恋に落ちていく純は、ついに童貞を捨てることに成功す...
美大合格を目指し、京都から上京した浪人生の乾純。親戚の家に居候し、美術予備校へと通う純の前に“東てる美”に似た美奈が現れた。外車を乗り回し、銀座の高級料理店へも平気で足を運ぶ美奈。自分とは住む世界が違う彼女に戸惑いつつも、いつしか恋に落ちていく純は、ついに童貞を捨てることに成功する。そして、キュートな美奈とのセックスに益々のめり込むが、やがてなにもかもが混乱のるつぼと化していく。親の愛情は重くのしかかり、友人たちとは距離が広がり、苦悩は深まる…。自分を見失ったその果てに、はたして何があるのか
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京都から東京の芸大を目指して上京してくる19歳の男の子の2年間のお話。 多分ご本人の経験をふんだんに取り入れた内容になっているのかと思います。 思春期の男の子のしょーもなさとか、将来に対する無力感とか、それなのに際限なく湧いてくる欲望とか、とってもリアルだと思いました。 大人...
京都から東京の芸大を目指して上京してくる19歳の男の子の2年間のお話。 多分ご本人の経験をふんだんに取り入れた内容になっているのかと思います。 思春期の男の子のしょーもなさとか、将来に対する無力感とか、それなのに際限なく湧いてくる欲望とか、とってもリアルだと思いました。 大人は汚れてるなんて、思えなくなる寸前のお話だと思いました。
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色即ぜねれいしょんの続編。 旅することこそ青春だった前作と違って、いわば悩むことこそ青春なのかな、本作では。 主人公、イヌこと乾純(いぬい じゅん)のそれは、男なら誰だって思い当たる節がきっとあって、その恥ずかしさや悔しさやもどかしさに、思わず「ごめん」って謝ってしまいそうにな...
色即ぜねれいしょんの続編。 旅することこそ青春だった前作と違って、いわば悩むことこそ青春なのかな、本作では。 主人公、イヌこと乾純(いぬい じゅん)のそれは、男なら誰だって思い当たる節がきっとあって、その恥ずかしさや悔しさやもどかしさに、思わず「ごめん」って謝ってしまいそうになるんです。 仏顔好きの、仏顔好きによる、仏顔好きのための一冊…?
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みうらじゅんの自伝的青春小説。京都から東京へ出てきての浪人時代がストレートに書かれています。少し滑稽味もありながら切なさが心に残り、とても良かった。「色即ぜねれーしょん」ですごく好感を持った。主人公の男子高校生をいい感じに書いてるから。それに続くこの作品、若きじゅんのもやもやした...
みうらじゅんの自伝的青春小説。京都から東京へ出てきての浪人時代がストレートに書かれています。少し滑稽味もありながら切なさが心に残り、とても良かった。「色即ぜねれーしょん」ですごく好感を持った。主人公の男子高校生をいい感じに書いてるから。それに続くこの作品、若きじゅんのもやもやした日々は、自分と同じように懐かしいし恥ずかしい。自分の当時の至らなさをごめんと思っている優しいじゅんが心に残る。
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内容は『色即ぜねれしょん』の続編的というか、続きの話なんだけど 『色即』のような友情というか、軽い雰囲気は本書にはない。重苦しいわけではないけど、青春時代のシリアスというか、かなり身につまされる主題が描かれている。 恋愛面も描かれているが、かなりシリアス。焦りというか悩みとい...
内容は『色即ぜねれしょん』の続編的というか、続きの話なんだけど 『色即』のような友情というか、軽い雰囲気は本書にはない。重苦しいわけではないけど、青春時代のシリアスというか、かなり身につまされる主題が描かれている。 恋愛面も描かれているが、かなりシリアス。焦りというか悩みというか。 結局、自分がどういう道に進みたいのか苦悩する主人公がかなり身につまされる。『色即』の登場人物も出てくるが、馬鹿騒ぎするような描写はほとんどないに等しい。 自分的にはこちらの方が好みかもしれない。『アイデン&ティティ』が徐々にシリアスなテーマになっていったように。あのマンガに描かれたエピソードも出てくるし。 とにかく、かなりおすすめ。
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