君がいなくても平気 の商品レビュー
面白かったです。 石持ワールドですな。論理だった説明が多いです。 そこがいいんだけどネ。 ほんとに恋人が犯人だったのね・・・ 主人公の妄想だと思ってたんだけど・・
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「君」シリーズと勝手に解釈して勝手に失望した。物語自体は淡々としていたが、石持さんは毎回読み方を指定してくれるので乗っかってみるとなかなか面白い。 その読み方にのっとれば、「君いな」に関しては、個人的には主人公のように最後にほれなおすことはない。たぶん・・・
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会社のプロジェクトチームの打ち上げの翌日、リーダーが突然死する。原因はニコチン中毒。毒が仕込まれた薬を服用したためであるとみられた。 その夜、チームのメンバーである水野勝は同じくメンバーで恋人の北見智佐子の部屋でタバコのレシートをみつけ、彼女が犯人であることを確信する(ここは強...
会社のプロジェクトチームの打ち上げの翌日、リーダーが突然死する。原因はニコチン中毒。毒が仕込まれた薬を服用したためであるとみられた。 その夜、チームのメンバーである水野勝は同じくメンバーで恋人の北見智佐子の部屋でタバコのレシートをみつけ、彼女が犯人であることを確信する(ここは強引な気がするけど)。 水野が犯人像を推理する同僚に苦しい胸の内を言えないまま、第二の殺人が起こる。被害者は二人とも殺されるほどの恨みを買っているとも思えない。そして犯人がわかったとき、すべての謎が解ける。プロローグをよくお読みあれ。
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うーむ。最初からこの終わり方を想定していたのだろうか。なにかもう一捻りありそうな期待を抱いていたのだが。
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「著者のことば」にあるように水野君は平凡なサラリーマンですが、 その妄想力は常人を遥かに超えていますな。 あとリア充過ぎるw
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携帯電話の電波を感知して踊るロボの開発チーム。ロボがヒットして祝勝会をした翌日、メンバーの一人が毒殺される。 主人公はいち早く同じチームのメンバーである恋人が犯人と推理し、自身の将来のため早急に彼女と別れることを画策するが・・・一体なぜ殺人は起きたのか?本当に彼女が犯人なのか? ...
携帯電話の電波を感知して踊るロボの開発チーム。ロボがヒットして祝勝会をした翌日、メンバーの一人が毒殺される。 主人公はいち早く同じチームのメンバーである恋人が犯人と推理し、自身の将来のため早急に彼女と別れることを画策するが・・・一体なぜ殺人は起きたのか?本当に彼女が犯人なのか? 石持浅海の真骨頂ですね。ひたすらの心理戦というか。派手な動きはなく、脳内での葛藤が事件にあわせてずらずらと・・・・相変わらず地味ですw まあそういうのが好きなんで自分は支持したい。 ただ今回はどうなんでしょうね?序盤で彼女が犯人であることに気づき・・っていうわけなんですが、その気付いたきっかけが弱くないだろうか?そんなんで断定しちゃっていいもんなんだろうか?「恋人同士だから気付いた」と言われたらそれまでだけど、読んでいて「え?疑うくらいならともかくそんなんで断定しちゃうの?他の人が犯人っていう可能性は捨て去っていいのか?」って思いました。いまいち前提条件が飲み込めないのでもっと最後にどんでん返しがあるのかと思ったけど・・・・それほどでもない。うーん・・・・
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ラストが非常にいまいち。ほんまに彼女が犯人だったというのはちょっとがっかり。ただ、”すれ違い”がキーというのはおもしろい。女性は男性がどう思っているのか、本当にわかるんだろうな。そういう気持ちを書いているのはやっぱりすごい。
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ミステリではなく、 如何に犯人である彼女が犯人だと 周りにばれないようにして犯人だと 分からないうちに別れることに心血をそそぐ主人公。 石持さんてこんなにムラムラした作品ばっかり書く作家さんだったっけ?
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「時すでに遅し」という言葉がよく似合う作品。主人公の思考には終始イライラさせられた。ラストが哀しすぎる。
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