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競争力の原点 の商品レビュー

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2010/01/24

ローランドベルガー会長、遠藤功さんによる新刊。 日本企業がこれからどうすれば競争力を取り戻せるか、そのヒントが書かれている。 中国のGDP成長率の高さ、日本経済の低迷が騒がれる。 その中で日本起業がキラリ輝く方法を示唆してくれている。 今後の経済を見通す上で、また経営のヒント...

ローランドベルガー会長、遠藤功さんによる新刊。 日本企業がこれからどうすれば競争力を取り戻せるか、そのヒントが書かれている。 中国のGDP成長率の高さ、日本経済の低迷が騒がれる。 その中で日本起業がキラリ輝く方法を示唆してくれている。 今後の経済を見通す上で、また経営のヒントとして、ぜひ読んでおきたい一冊 *** ◆日本企業の「不安」の原因 1.「自分たちの未来が見えない」ことから来る「不安」 2.「自分たちがやってきたこと」に対する「不安」 日本には、たとえ規模やパワーという「体格」では劣っていても、 「体質」という新たな切り口で十分に戦うことができるだけの潜在 力が備わっている。 圧倒的な質の高さで存在感を示すことこそ、日本、日本企業が生きる道である。 虚勢を張って中途半端な「体格」を追い求めるのではなく、 たとえ規模では劣っていても、「キラッと光る」存在感のある国、企業をめざす GDPに占める研究開発費は、日本が長年世界一位 私がこれまで出合った優良企業は、 どこも「当たり前のことを、当たり前にできる」組織能力を磨き、 そこで差別化を実現していた そもそも企業活動とは何か。 その原点に立ち戻れば、その本質は「価値創造」である。 そこでは「金が金を生む」という虚構のゲームは、本質的に成立しえない インド車とは戦うな 「Dream Big」「Think Small」「Act Big」。 この三つが調和したとき、 日本企業の未来が切り拓かれていくのである 「日本人はパーツ、すなわち細部から入って、全体を見るのが得意 だ。 逆にアメリカ人は全体から入るのは得意だが、細部にいくと大 雑把になる」

Posted byブクログ