ウィズ・ユー の商品レビュー
やったことないけど、セカンドライフ思い出した。ちょっと面白いが、題材いまいち。子供はスペンサーシリーズよりアルバートサムスン寄り。続き物があったので読む予定。
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タイトルから勝手に短編集と思い込んでいたので、読みながらあれあれ?となってった。仮想世界の中の誘拐劇。親子。
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ネット上の仮想世界で起こった誘拐事件、実は15年前にも同じ手口の誘拐事件が未解決のままになっていて・・・というストーリー。仮想世界の説明が入ったりして、読むのに骨が折れるかなと思ったら、その部分は意外とあっさり。読者の想像にお任せというスタンスは確かにホップな感じで読んでいても肩...
ネット上の仮想世界で起こった誘拐事件、実は15年前にも同じ手口の誘拐事件が未解決のままになっていて・・・というストーリー。仮想世界の説明が入ったりして、読むのに骨が折れるかなと思ったら、その部分は意外とあっさり。読者の想像にお任せというスタンスは確かにホップな感じで読んでいても肩がこらない。別れたかみさんと子供という主人公のプライベートが事件とラップするあたりのストーリーの転がし方はなかなかうまかった。ただ15年前に何が起こったのかという方にもう少し軸足を置いてもよかったかなという印象。
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「誘拐された娘を助けてほしい」探偵事務所に持ち込まれた依頼はバーチャル世界で起きた事件。これから起こりそうな、ありえないような状況が読むうちに普通に思えてくる。娘といってもデータの集積であり、父親という男は金儲けができるように育成してきたそれを失うのが惜しいだけなのだった。妻との...
「誘拐された娘を助けてほしい」探偵事務所に持ち込まれた依頼はバーチャル世界で起きた事件。これから起こりそうな、ありえないような状況が読むうちに普通に思えてくる。娘といってもデータの集積であり、父親という男は金儲けができるように育成してきたそれを失うのが惜しいだけなのだった。妻との不仲が後か先か、結局のところ実社会に感じる不満を発散しているうちにのめりこんでしまった仮想空間もやはりユートピアではなかった。ミステリの出来はちょっと物足らないが、仮想空間ものとしてはシリーズ化もいいな。
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探偵事務所に舞い込んだ依頼は「誘拐事件」。身代金の受け渡しと誘拐された娘「亜里抄」の奪還。 ・・・・勢い込んで話を聞くとオンラインゲーム「ウィズユー」の中での事件だった。調べていくうちに現実で実際に数年前に起きた事件との模倣であると気付き・・ 「ポップな私立探偵ミステリ」という...
探偵事務所に舞い込んだ依頼は「誘拐事件」。身代金の受け渡しと誘拐された娘「亜里抄」の奪還。 ・・・・勢い込んで話を聞くとオンラインゲーム「ウィズユー」の中での事件だった。調べていくうちに現実で実際に数年前に起きた事件との模倣であると気付き・・ 「ポップな私立探偵ミステリ」というコピーがありますが、それなりにシリアスだったように思った。そんなにポップだろうか。というか、別にポップさは感じなかったけどなあ。 全体的にはそんなに悪くなかったんだけど、他の依頼とのからみもあるかと思ったらそんなになかったり、肝心の誘拐事件の真相も・・・まあそれなりだったり・・・ 読み終わってみるとあんまり印象に残りにくいというか。。。
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暇な調査事務所に勤める主人公の所に、ようやく訪れた一人の依頼人は、攫われた娘を取り返してほしいと言う。なぜ警察ではなく調査事務所に?!よくよく聞いてみると、誘拐事件はオンラインゲーム“ウィズ・ユー”の仮想空間内で起きたものだった。ゲーム内の身代金の受け渡し場所を見張るが解決しない...
暇な調査事務所に勤める主人公の所に、ようやく訪れた一人の依頼人は、攫われた娘を取り返してほしいと言う。なぜ警察ではなく調査事務所に?!よくよく聞いてみると、誘拐事件はオンラインゲーム“ウィズ・ユー”の仮想空間内で起きたものだった。ゲーム内の身代金の受け渡し場所を見張るが解決しない。現実世界を探っていくと、今回の事件は十五年前に起こった、実際の誘拐事件を模倣していることが判る。
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面白かった! インターネット上の仮想世界「ウィズ・ユー」で起きた誘拐事件。 現実と絡み合っててんやわんや。 「家族」がテーマですね。 仮想現実は現実ではない理想の世界。 その世界に少しでも近づけるように精進せねばね。 どっぷりハマるのはいくないな…。
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こここ...これは...つい先日に読んだクロケンの 「幻影のペルセポネ」と設定がクリソツっ!! パソコン上の仮想空間におけるアバターが ヴァーチャルで起す事件が主題になってます。 こちらの事件は幼女の誘拐(アバターのね)事件が発生。 身代金の受け渡しもヴァーチャルで起こるあたりは...
こここ...これは...つい先日に読んだクロケンの 「幻影のペルセポネ」と設定がクリソツっ!! パソコン上の仮想空間におけるアバターが ヴァーチャルで起す事件が主題になってます。 こちらの事件は幼女の誘拐(アバターのね)事件が発生。 身代金の受け渡しもヴァーチャルで起こるあたりは 虚実入り乱れて、結構カオスでバカバカしく面白い。 探偵自身もアバターとなって事件を追っていくのだが...。 という構図は本当に前述の作品にそっくり。 なので、どうしても比べながら読んでしまった為 イマイチ作品に集中出来ず...。正直「幻影の〜」 の方がその仮想空間の設定が上手いし、その事件の 動機、トリック...etcに於いて上回っている...かな。 現実世界と虚構世界、現在と過去が入り交じって 交錯する事件とその真相はミステリ的にはなかなかですが 動機面にやや疑問符が...。 そういう意味でも全体的にあとちょっと...感が残る。 むー。
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