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鼠、江戸を疾る の商品レビュー

3.4

23件のお客様レビュー

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2014/03/09

テレビドラマでやってたから購入してみた。鼠という凄腕の泥棒が主役の短編集。うーん。感動とかはなかった。 kobo

Posted byブクログ

2015/01/14

現在進行形のシリーズ物。 現状6巻まで。 大御所・赤川次郎、 初の時代物ということで読んでみる。 タッキーでドラマ化もするみたい。 著者の作品は初めてだったけど、 代表作がたくさんあるのは知ってたし、 テーマが鼠小僧だし、 面白いのは間違いないだろうと 安心して全巻購入。 ...

現在進行形のシリーズ物。 現状6巻まで。 大御所・赤川次郎、 初の時代物ということで読んでみる。 タッキーでドラマ化もするみたい。 著者の作品は初めてだったけど、 代表作がたくさんあるのは知ってたし、 テーマが鼠小僧だし、 面白いのは間違いないだろうと 安心して全巻購入。 が。 こりゃだめだ。 自分には合わない。 シリーズ物だから段々愛着でて好きになってくるんだろうと 我慢して6巻読んだけど、 今のところ段々モヤモヤしてきてる。 まず描写が足りなすぎ。 最小限の描写で想像力をかき立てるのが著者のやり方かもしれないが、 描写が足りなすぎて、セリフも展開も強引になり、 事件解決に必要な人やものや状況が 全部都合良く登場してるように見える。 人情ものなのに余韻も何もあったもんじゃないし、 哀しさも粋さも薄過ぎる。 描写が少なくセリフが多く(しかも不自然で強引な)、 脚本とか読んでる気分になる。 そして何より違和感が半端無い。 セリフも行動も時代背景も。 若い町娘が一人で居酒屋で酒飲んでたり、 簡単に町人の主人公たちが敵を斬ったり、 しかもチャンバラの描写もなく一太刀であっさり侍斬られるし、 侍なのに町人の主人公に丁寧語だったり、 身分の差とか軽過ぎるし、 世を忍ぶ鼠小僧なのに 「ただ者じゃない」ってみんなにすぐばれるし、 「ただ者じゃない」だけで周りはいろんなことを全部納得してるし 普段の生活や立ち位置も怪し過ぎる。 大名が絡む事件とか、 すぐに「さる藩の...」みたいな逃げ方するところを見ると、 単純に調べないで書いてんだろうなあって思える。 描写の少なさは、 著者に不都合なところを省いてるだけのように見えてしまう。 本当のとこはどうなのか分からんけど、 いわゆる「時代小説」を想像すると裏切られる。 他の作品を読んでないから分からないけど、 他の作品もこんな感じだとすれば なんで大御所とされてんのか理解できないレベル。 すごく偉そうに失礼なことを言うと、 素人が書いたみたいな小説。 期待した分がっかり。 ただ、表紙と表題のつけかたは好き。

Posted byブクログ

2014/01/12

14年1月からNHK総合でドラマ化されてるシリーズの原作と云うことで読んでみましたが、赤川さんらしい読みやすい文章で、面白かった。 タッキーと忽那汐里はあってるように感じる。

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2014/01/02

痛快エンターテイメント。勧善懲悪の短編集。鼠は人殺しとは違うと言いながら、悪役を殺していて、キャラがぶれていると思った。

Posted byブクログ

2013/12/26

鼠小僧の事は知識として知っていたけれど、小説として読むのは初めてかも。余計な情景描写や料理、美形や個性的なキャラで読者の気を引く事なく、潔いほど完結な文章がテンポ良く面白いです。人も良く死ぬし、やるせない話もありますが義賊・鼠小僧の人助けは読んでいて気持ちがいいです。

Posted byブクログ

2012/06/13

赤川次郎さんの鼠小僧シリーズ第一弾 表の顔は「甘酒屋次郎吉」と言う名の遊び人。 裏の顔は誰が呼んだか江戸を騒がす盗賊・鼠小僧。 盗人なのに金にならない事でも首を突っ込まずにはいられない。 江戸の庶民の為に今日も江戸を疾る 面白い。さすが赤川さんが書いた鼠小僧だけあってユーモラ...

赤川次郎さんの鼠小僧シリーズ第一弾 表の顔は「甘酒屋次郎吉」と言う名の遊び人。 裏の顔は誰が呼んだか江戸を騒がす盗賊・鼠小僧。 盗人なのに金にならない事でも首を突っ込まずにはいられない。 江戸の庶民の為に今日も江戸を疾る 面白い。さすが赤川さんが書いた鼠小僧だけあってユーモラスに仕上がってますね。読んでいてとても気持ちよくなる小説でした。 鼠小僧が動くのは純粋な正義の為だけじゃ無いところがまたいいと思う。バリバリの正義の味方だけじゃなんとなく面白くないですし。。それに金の為に動いて無いのに結局悪人から金目の物を失敬してくるのあたりが笑えた。 次郎吉は妹の小袖と二人暮らしで小袖は小太刀の達人。その並の男では敵わぬ腕前でちょいちょい兄を助けているが、小袖は兄が鼠小僧である事を受け入れているだけじゃなく誇りにさえ思っているようにも思えた。 嫁に行くように次郎吉に言われた小袖は「小太刀で私に敵うひとなら。」と返している。この言葉が二人の関係性を物語っていると感じました。 この二人だからこそ鼠小僧は金だけではない盗賊をしていられるのだろうと思え、次回作の展開とともにこれからの二人を楽しみしていきたいと思います。

Posted byブクログ

2012/05/03

短編集になっていて、ひとつひとつどれから読んでも大丈夫、な内容で 起承転結がものすごくはっきりしています。 そのまんまの意味で『時代劇もの』でした。 鼠をする兄と、知っていても別段…な妹。 どちらも腕に自信あり、な感じで、特に危ない感じもなく 淡々と話は進んで終わっていきます。...

短編集になっていて、ひとつひとつどれから読んでも大丈夫、な内容で 起承転結がものすごくはっきりしています。 そのまんまの意味で『時代劇もの』でした。 鼠をする兄と、知っていても別段…な妹。 どちらも腕に自信あり、な感じで、特に危ない感じもなく 淡々と話は進んで終わっていきます。 何かが起こる→覗きに行く→濡れ衣な人がいる→真相を暴く、という ある意味王道なので、安心して読めるものでした。 が、それ故にわくわく感はなし。 ご都合で、というわけではないので 話のつじつまはきっちり、でした。

Posted byブクログ

2011/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸の時代小説。 鼠小僧。名は、甘酒屋次郎吉。 妹、小袖と2人暮らし。 江戸の庶民の人情物語。 侍や大店のご主人の無理をかわす。 起つ 泳ぐ 化ける 討つ 騒ぐ 落ちる の6編。 かっこいい兄妹の活躍にもかかわらず、 万事丸く収まるわけではないところがものがなしい。

Posted byブクログ

2011/08/11

鼠小僧である次郎吉が妹の小袖と組んで、時に理不尽な事や 町の人からの頼まれ事なんかを解決していく人情物語。 印象としてはテレビの時代劇のようです。 短編集だし軽くてわかりやすい。 悪くは無いんだけど、ちょっと物足りないかなぁ

Posted byブクログ

2011/06/27

なんだかんだ言ってシリーズ制覇。 めんどくさいこと抜きですいすい読める娯楽本。 でもこれ、鼠小僧が主人公じゃなくてもいいよね。

Posted byブクログ