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電磁気学(2) の商品レビュー

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2012/02/21
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Iは、工学を専門にする人向けで、マクスウェルの方程式とその解としての電磁波の伝播の諸相。 IIは、物理学を専門にする人向けで、遅延ポテンシャルやローレンツ変換での共変性、場の量子化、光の吸収と放出などの物質との相互作用など。 光の吸収はz方向だけ放出は全方向。 Maser(Microwave amplification by stimulated emission of radiation)がマイクロ派領域、レーザー(Laser:Light amplification by stimulated emission of radiation)が光の領域。 単色性。櫛(comb)が並んだような周波数構造なので光コムとよぶ。 モードロッキング。時間的にパルス状。 プランクの輻射公式による熱放射、光電効果、コンプトン効果など、 電磁気学から量子力学への橋渡しの部分が手厚い。 電磁気学までは理解できたが、量子力学で挫折した人間にはありがたい。 同じ挫折をする学生が少なくなることも期待できる。

Posted byブクログ