1,800円以上の注文で送料無料

ウーマン・エコノミー の商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/01/24

著者は、BCGのマイケル・J・シルバースタイン氏である。 また、本書はリサーチ型書物であり、ファクトが結構揃っているので、なかなか 秀逸だと思う。さすがファームが出すだけある。 簡単に内容を言えば、女性の消費は極めて大切である。 なぜなら、全消費の内64%が女性によって消費され...

著者は、BCGのマイケル・J・シルバースタイン氏である。 また、本書はリサーチ型書物であり、ファクトが結構揃っているので、なかなか 秀逸だと思う。さすがファームが出すだけある。 簡単に内容を言えば、女性の消費は極めて大切である。 なぜなら、全消費の内64%が女性によって消費されているからだ。 ならば、女性を深く・適確に知る必要があり、それを目的に行った世界的調査の結果、 そして考察を述べる。って感じ。 総評として、非常におもしろい内容になっていると思う。 そして、世の中、女性と男性しかいないが如何に女性を理解、知っていないという事が 分かるだろう。これを知らずして、マーケティング出来ないという事にとても 納得させられる。 しかし、女性は忙しい。 いや、男性も忙しいが、それ以上に女性は忙しい。 例えば、上流・下流隔てなく男性において、仕事も成功したい。洋服にもお金をかけたい。 食事もリッチで、優雅な時間が欲しい。なんて考える人がどれだけいるだろうか。 大体、仕事が出来れば食事は普通でいいし、洋服だってそこそこでいい。 雰囲気の良いレストランではなく、そこらへんの居酒屋でも十分満足だ。 ただ、女性は異なる。 何もかもが不満だ。仕事で忙しいし、子育てもある。けど、洋服や化粧品が欲しいし、 もっと綺麗になりたい。また、パートナーと一緒にショッピングして、ディナーは 雰囲気の良いレストランで食事をしたい。 女性市場は、今後も伸びる。 そのためには、女性の不満を知り、改善していくのが最も成功に近い。 その時に、本書は少なからずヒントをくれると思う。 読むに値する本である。 以上

Posted byブクログ