もっと知りたいカラヴァッジョ の商品レビュー
カラヴァッジョと言えばバロック美術を代表する『聖マタイの召命』が非常に有名ですが、世界で最も有名なキリスト教絵画のひとつを描いたその人物が、殺人まで犯し逃亡していたというのはかなりの衝撃でした。 当時の時代背景まで学べるこの本は私にとっても非常にありがたいものがありました。おす...
カラヴァッジョと言えばバロック美術を代表する『聖マタイの召命』が非常に有名ですが、世界で最も有名なキリスト教絵画のひとつを描いたその人物が、殺人まで犯し逃亡していたというのはかなりの衝撃でした。 当時の時代背景まで学べるこの本は私にとっても非常にありがたいものがありました。おすすめの入門書です!
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カラヴァッジョの人生が作品と絡めて紹介されている。作品数も多いし、カラーなので嬉しい。 今の時代だと、コンプラとかPCなどで全ての作品が非公開になってしまいそうなほどの荒くれ者、というかトラブルだらけ、殺人まで犯してしまう人生。 それなのに、作品からは凶暴さが感じられず、「感動...
カラヴァッジョの人生が作品と絡めて紹介されている。作品数も多いし、カラーなので嬉しい。 今の時代だと、コンプラとかPCなどで全ての作品が非公開になってしまいそうなほどの荒くれ者、というかトラブルだらけ、殺人まで犯してしまう人生。 それなのに、作品からは凶暴さが感じられず、「感動的なまでに穏やか」。無音の世界のようで、ものすごく引き込まれてしまう。 どの作品も静寂の中で、1人でじっくり見てみたい。作品を前にしたら、息をするのも忘れそう。 カラヴァッジョ展、日本で開催されないかな。
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ガラヴァッジョの生涯を辿りながら作品を見ていく構成はわかりやすい。ガラヴァッジョの描いた作品に負けず劣らず、その私生活も圧巻だ。何かしら私生活のアンバランスさは残念な気もするがそうだからこそ生み出された作品なのかなぁと思う。
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もう6年も前になる国立西洋美術館めのカラヴァッジォ展で、「法悦のマグダラのマリア」を見て甲骨としたマリアの顔にドキッとしたことや、先日のメトロポリタン美術館展で、初期の自画像が描かれた「音楽家たち」を見て、最初から才能のあった人なんだと感じたことも思い出しながら、再度、カラヴァッ...
もう6年も前になる国立西洋美術館めのカラヴァッジォ展で、「法悦のマグダラのマリア」を見て甲骨としたマリアの顔にドキッとしたことや、先日のメトロポリタン美術館展で、初期の自画像が描かれた「音楽家たち」を見て、最初から才能のあった人なんだと感じたことも思い出しながら、再度、カラヴァッジォの人生をおさらい。
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メトロポリタン美術館展で展示されていたカラヴァッジョの作品は、「音楽家たち」だった。 カラヴァッジョの作品の登場人物は、最近の氷川きよしの様なイメージの人物が多い。 でカラヴァッジョをもう少し知ろうと思い本書を手にした。 音楽家たちは、14ページに合奏という題名で紹介されて...
メトロポリタン美術館展で展示されていたカラヴァッジョの作品は、「音楽家たち」だった。 カラヴァッジョの作品の登場人物は、最近の氷川きよしの様なイメージの人物が多い。 でカラヴァッジョをもう少し知ろうと思い本書を手にした。 音楽家たちは、14ページに合奏という題名で紹介されている。2009年に発売されて本なので、古い解釈での題名なのかもしれない。 カラヴァッジョは殺人者で逃亡者であるのは本書で知った。 展覧会の図録では、 カラヴァッジョはバイセクシャルであったと考える人が多い と書かれている。 本書でもホモエロティックとかカストラート(調べてね)とか色々と出てくる。 作品に中々妖しい世界が描かれているのは、そう言うことなのだろう。 カラヴァッジョは、ほどほどにしておこう。
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やっぱこのシリーズわかりやすいし、見やすいよな。 絵がでかくてカラーってのが助かるし。 それにしてもカラヴァッジョって、迷惑なヤツだな! てか犯罪者だもんなあ。 あれかなあ、天才肌な芸術家にありがちな偏った性格と能力の持ち主だったってこと? というわけで、カラヴァッジョ展、ま...
やっぱこのシリーズわかりやすいし、見やすいよな。 絵がでかくてカラーってのが助かるし。 それにしてもカラヴァッジョって、迷惑なヤツだな! てか犯罪者だもんなあ。 あれかなあ、天才肌な芸術家にありがちな偏った性格と能力の持ち主だったってこと? というわけで、カラヴァッジョ展、ますます楽しみになってきた-。
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別の本でナルキッソスをみてカラヴァッジョに興味を持ちました。 この本ではナルキッソスの扱いがたいへんさらっとだったのでその点が少しマイナス。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
青年期に不良仲間と数々の暴力事件を起こし、とうとう殺人を犯したあげくに死刑宣告を受けて南イタリアに逃亡し、放浪の末にローマに戻ろうとして野垂れ死に―これが16世紀末~17世紀初頭に生きたカラヴァッジョの生涯だ。わずか1文で終わってしまう。ところが、彼こそは絵画にバロックという新しい世紀を拓いたのだ。残された絵画群は圧倒的にドラマティックだ。題材において、物語性において、描かれた人物たちの表情において、そして何よりも屹立する光と影の表現において、これほどにドラマティックという形容にふさわしい画家はいない。
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美術系の本を何冊か読んでみた中で、この「もっと知りたいシリーズ」はサブタイトル通り初心者に優しい本だと。 解りやすいし、読みやすい♪
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これは非常に親切な、カラヴァッジョ解説書だと思った。 美術の教科書を読んでいるような感じで読むことができる。 内容は時代背景や人間関係にまで及び、時系列で芸術家の作品と人生を知ることが出来る。 絵画の解説も親切でわかりやすく、カラヴァッジョの作品について詳しく理解することが出...
これは非常に親切な、カラヴァッジョ解説書だと思った。 美術の教科書を読んでいるような感じで読むことができる。 内容は時代背景や人間関係にまで及び、時系列で芸術家の作品と人生を知ることが出来る。 絵画の解説も親切でわかりやすく、カラヴァッジョの作品について詳しく理解することが出来る。 著者のカラヴァッジョに対する思いが伝わってくる本だと思う。 本の体裁はあまりパッとしないが中身が濃い本。 とてもコストパフォーマンスが高い本だと思う。
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