死別の悲しみを超えて の商品レビュー
「ちいさな風の会」の 6 年目の記録。 死別という悲しい体験の中でも我が子との死別を中心に取り上げていて、途中で読み進めるのがつらくなってくる。また、子どもを亡くしてもなお遺された子の親であり続けなければならない大変さはいかほどか。 けれど、後半は自助グループの変遷に視線が変わっ...
「ちいさな風の会」の 6 年目の記録。 死別という悲しい体験の中でも我が子との死別を中心に取り上げていて、途中で読み進めるのがつらくなってくる。また、子どもを亡くしてもなお遺された子の親であり続けなければならない大変さはいかほどか。 けれど、後半は自助グループの変遷に視線が変わってくる。日にち薬という概念があるけれど、ちいさな風の会が育んできた場というものも時に有効なクスリということだろう。
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