『忘れられた日本人』を読む の商品レビュー
10年以上女子大で「忘れられた~」教科書に使って気付いた、おもしろポイントをまとめたもの。(それだけじゃないけど 民俗学が、すでに歴史学になってしまった今では、 むしろ、「忘れられた~」常識になってしまった感がある。 ただNHKの「ふるさとの伝承」から20年もたった今、歴史ア...
10年以上女子大で「忘れられた~」教科書に使って気付いた、おもしろポイントをまとめたもの。(それだけじゃないけど 民俗学が、すでに歴史学になってしまった今では、 むしろ、「忘れられた~」常識になってしまった感がある。 ただNHKの「ふるさとの伝承」から20年もたった今、歴史アプローチでもいいのでは?と思う。
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あとがきによれば、本書は1999年に4回にわたり岩波書店で行われた講座の記録に加筆したもののようである。 戦後の歴史学や民俗学の研究がどのように行われていたのかということも窺い知ることができて、面白い。 既に何度か目を通しているが、読むたびに発見がある。やさしい話し言葉で語り...
あとがきによれば、本書は1999年に4回にわたり岩波書店で行われた講座の記録に加筆したもののようである。 戦後の歴史学や民俗学の研究がどのように行われていたのかということも窺い知ることができて、面白い。 既に何度か目を通しているが、読むたびに発見がある。やさしい話し言葉で語りかけるような文章なのだが奥が深い。
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1999年に岩波書店において行なわれた「忘れられた日本人」を読むの講座の記録。元本未読なのでしまった!と思ったけど、案外すんなり内容が入ってきて単品でも楽しめちゃいました。今はどこまで変化しているやら。歴史解釈は必ず変わるってことで。
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太子の一夜ボボとかがい(歌垣)、参籠。 かかあ天下とからっかぜ、養蚕(女性経済)の上州。 被差別者の東と差別者の西、部落差別と朝鮮文化。 縄文の色濃い沖縄アイヌに被差別部落がない。 17世紀ペルーのリマに20人の日本人がいた。 「東と西」、「被差別民」、「百姓」、網野の問題意識による宮本の名著再読。
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前述「忘れられた日本人」をテキストにした市民講座の記録のようです。 東日本と西日本との地域差、老人や女性の果たしていた役目、農業従事者以外の庶民もこの国には大勢いたこと、などなどをより深く。 自分にはまだ知らないこといっぱいで、読みたい本読まなきゃいけない本もいっぱいで気...
前述「忘れられた日本人」をテキストにした市民講座の記録のようです。 東日本と西日本との地域差、老人や女性の果たしていた役目、農業従事者以外の庶民もこの国には大勢いたこと、などなどをより深く。 自分にはまだ知らないこといっぱいで、読みたい本読まなきゃいけない本もいっぱいで気が遠くなりそう。
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