最果ての空 の商品レビュー
「エス」シリーズの最終作となるようです。 今回の主役は、「エス」の主人公椎葉の義理のお兄さんで、 公安の偉い人、篠塚しゃん。四十路の貫禄充分です。 1作目の主人公の関係者(美形に限る)は強制的に総ホモにされるのが BLシリーズものの常なので、とうとう篠塚にもその日が・・・(...
「エス」シリーズの最終作となるようです。 今回の主役は、「エス」の主人公椎葉の義理のお兄さんで、 公安の偉い人、篠塚しゃん。四十路の貫禄充分です。 1作目の主人公の関係者(美形に限る)は強制的に総ホモにされるのが BLシリーズものの常なので、とうとう篠塚にもその日が・・・(;゜ロ゜) と思って恐る恐る読んだら、サブ主人公の江波が一人であんあん役を 引き受けてくれたためか、作者の魔手が篠塚に及ぶことはありませんでした(笑) 安易にホモにしてイメージ(というか設定)崩壊させなかった。 シリーズの他作品未読だと色々「・・・?」て感じかもですが、逆にこの 空かされ感が、同シリーズの促販に一役買いそうな気がします。 いいとおもいますよ、この終わり方。 ラストの神津とのやりとりが切ないというか、たまりません。(BL的意味でなく) 焦点がぶれるのでしょうがないっちゃしょうがないんですが、欲を言えば、 椎葉(と宗近)をもうちょっとちゃんと話に絡めてほしかった! 最後なんだし!
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あの「エス」シリーズの最終巻。 感情を押し殺す男、篠塚がメインの話。 萌えシーンはない。だが、エスファンならきっと満足する本に仕上がっていると思う。 人の繋がりが描かれていて、BLの枠を取っ払ってもいいとさえ思う。 篠塚の孤独に耐えながらも一人で生きる、と言うストイックさが彼らし...
あの「エス」シリーズの最終巻。 感情を押し殺す男、篠塚がメインの話。 萌えシーンはない。だが、エスファンならきっと満足する本に仕上がっていると思う。 人の繋がりが描かれていて、BLの枠を取っ払ってもいいとさえ思う。 篠塚の孤独に耐えながらも一人で生きる、と言うストイックさが彼らしいと思った。 シリーズ最後を飾るに相応しい本だと思う。
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