Y染色体からみた日本人 の商品レビュー
ハプロタイプから、系統を説く考えの危険性をよく知ったうえで、連続的歴史でなく、嘗てあっただろう、エピソードとして歴史の断片を富ませる。非常に作者に共感できる。あともうちょっと分量が欲しかった。
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男性のY染色体に注目した理系の人らしい、データに準拠したY染色体の話が7章。 前半はデータによる紹介だったが、後半はデータによる日本人のルーツである縄文人と弥生人からの日本人への仮説などの紹介をしている。 高校生物程度の遺伝の知識等は必要かなと感じた。
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2012/12月 なぜ家系の存続に男が重視されるのか。 遺伝子レベルの不思議と、生命の受け継ぎの意味で面白かった。
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Y遺伝子の型とその特徴はおもしろい。縄文型と弥生型によって受精時期が違うのもびっくり。 だが。 いかんせん、最終章の、古事記と天皇制にかかわる記述が、何をいわんとするために割いたページなのかさっぱりわからない。
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そこそこ面白く読める。 が、前半部分は、Y遺伝子についての説明をざっと並べただけ。 説明については、アダムの呪いの方がわかりやすいし、読みやすい。 やはり、日本人の論文的な本はダメなのかな・・・と考えはじめていたが、後半で初めて、著者の意見が述べられて、面白くなってきた。縄...
そこそこ面白く読める。 が、前半部分は、Y遺伝子についての説明をざっと並べただけ。 説明については、アダムの呪いの方がわかりやすいし、読みやすい。 やはり、日本人の論文的な本はダメなのかな・・・と考えはじめていたが、後半で初めて、著者の意見が述べられて、面白くなってきた。縄文人と弥生人の精子の濃度の違いや生まれ月の違いの話。大陸ではマイナーな型の遺伝子が日本ではメジャーであること・・・。アダムの呪い=西洋の考え=攻撃的なY遺伝子に対抗して、温和なY遺伝子についての私見を述べている。 とはいえ・・・やはり、なんだか弱い。もう少し広く大きく日本のY遺伝子を捉えた本にしてほしかったな~~~~。
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[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った...
[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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素材や研究手法は生物でも、これは社会や民族についての本ではあるまいか。 世界中の人類のデータならともかく、日本人のデータだけとりだしても・・・
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