ハリー・ウィンストンを探して の商品レビュー

ローレンワイズバーガー【著】,佐竹史子【訳】

2015/07/26

幸せな結婚を夢見ていたエミーは、長年つくしてきた恋人にあっさり捨てられたばかり。大手出版社に勤めるリーは、理想的な恋人もいて申し分ない生活を送っているのに、なぜか結婚に踏み切れない。そして、美貌にもお金にも恵まれているが、もう若さでは勝負できないと焦るブラジル出身のアドリアナ。30歳を目前にした親友同士の3人は、これからの1年間で自分自身を変えていこうと誓いを立てる－－。家族も恋人もいまの仕事も、すべて大切。だけど、わたし、このままじゃ納得できない！ ベストセラー『プラダを着た悪魔』の著者の最新作。（2009年12月時点）

2014/07/26

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「プラダを着た悪魔」の著者、ローレン・ワイズバーガーのファッショナブルな作品、「ハリー・ウィストン」を探して。
NYでそれぞれ境遇の異なる3人の女性が、恋に仕事に、人生に、可能な限り全力で楽しむ今のアメリカの女性が描かれている。
30歳手前の、仕事か、結婚かを世間的にも選択を迫られる時期にあり、悩み苦しみながらも、楽しく生きよう、美しく生きようとする姿勢に共感を覚える女性は多いだろう。
ただし、ここまで性にオープンではない日本の女性、更には我々男性には理解できない部分も多いと思う。

アメリカの今、政治、経済ではなく、まさに文化、カルチャー、ファッションを正確に描写できているのであろう本著は、世界中の女性の憧れの生き方を見せてくれているのでもあろう。

2012/09/17

アラサー未婚3人の物語。
ぅん。。。ちょっと前に過ぎちゃったけど自分を見失うよね。
オーティスが幸せになったようで良かった。

2010/02/25

このままでいいのかという不安定な気持ちを持つ30歳を目前にしたタイプの違う女性３人（仕事も恋愛も順調で婚約中だけど神経質なリー、結婚して母親になる願望が強すぎる嫌いのあるエミー、スタイル抜群のパーティーガールで親の信託財産で遊び歩き仕事をしたことがないけど美貌がいつかほころびるかもという実感をようやく持ち始めたアドリアナ）が、今の自分を変えようとお互いに目標を立てて１年がんばるお話。アメリカ人しかもニューヨークに住んでるような人たちも30歳でまだ独身というのは気になるのだというのが意外だった。不安や悩みは真実味がありつつも予定調和のハッピーエンドなので軽く読めます。

2009/12/24

女３人それぞれの個性が光るエピソードがたっぷり。共感できる部分もあるし　そうそうそうなのよーと思う場面も多いのだがイマイチ盛り上がりにかける。“プラダを着た〜”のドキドキワクワク感が無かったかなぁ。