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成功の秘訣は の商品レビュー

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2013/06/14

 著者は伊藤忠商事元会長。本書は著者が各地で行った講演内容を集めたもの。 (メモ) 1.エリート無き国は滅ぶ 講演名:2006年4月6日 国家公務員合同初任研修 ■これから仕事をしてゆく上で ・君はアリになれるか。黙ってコツコツ地道に働け。 ・君はトンボになれるか。物事を複眼...

 著者は伊藤忠商事元会長。本書は著者が各地で行った講演内容を集めたもの。 (メモ) 1.エリート無き国は滅ぶ 講演名:2006年4月6日 国家公務員合同初任研修 ■これから仕事をしてゆく上で ・君はアリになれるか。黙ってコツコツ地道に働け。 ・君はトンボになれるか。物事を複眼で見よ。 ・君は人間になれるか。温かい血の通った人間になれ。 2.地域飛躍戦略のために 講演名:2007年6月2日 磨こう地域の個性 ■近江商人強さの秘訣 伊藤忠商事創業者 伊藤忠兵衛の出身地。 ・三方よし 売り手よし、買い手よし、世間よし。現代風に言えばCSR(企業の社会的責任) ・我慢、そろばん、看板 看板とは信用のこと。信用を磨く。 ・教育 近江商人は自らの商売が軌道に乗れば、ベンチャーキャピタルとして若者にチャレンジする機会を与えていた。 ・琵琶湖の水に恵まれた。 ・多くの寺の存在が無意識のうちに倫理観を育てた。 3.日本は人と技術なくして成り立たない。 講演名:2006年8月18日 北海道伊藤忠会41回例会 ■人間が生存する上で欠かせないもの。どれも日本にはない。 ・食料 ・エネルギー ・水(真水)  地球上の水 海水98%、真水2%・・・真水の2%しか使えていない。  麦1kgを育てるのに2t、米1kgで3t、牛肉1kgで20tの水が必要。実際に水は輸入していないが形を変えて輸入しているのと同じ。  アジアで深刻なのはインド、次は中国、シンガポール。水戦争はすでに始まっている。

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2011/08/22

これは、丹羽宇一郎氏が主催する『青山フォーラム』での講演をセレクトして収録したものです。彼の言うところの『エリートとはいかにあるべきか』というものが、読んでいてよくわかります。 これは、丹羽宇一郎氏が主催する『青山フォーラム』で行われた講演のうち、11の内容を選んで収録したもの...

これは、丹羽宇一郎氏が主催する『青山フォーラム』での講演をセレクトして収録したものです。彼の言うところの『エリートとはいかにあるべきか』というものが、読んでいてよくわかります。 これは、丹羽宇一郎氏が主催する『青山フォーラム』で行われた講演のうち、11の内容を選んで収録したものです。僕は病葉のような生活を送っている方が社会人生活としては長いのですが、最後の最後で腐葉土の中に身を置き切れなかった、もしくは一線を越えることが無かったのはきっとこういう本のおかげ、もしくはそのせいでは?と思っています。その是非は別として。 この中でとくに印象に残ったのは『エリート教育の必要性』でした。彼のいう 「今の日本には、真のエリートがいないということに危機感を感じます。エリートなき国は滅びます。国だけじゃない。エリートなき企業も滅びる。……人に尽くす喜びを本当に感じている人こそが真のエリートになる資格がある」 というようなことをおっしゃっていたことが共感をもてました。 でも、僕は決してエリ-トではありませんが(それどころか『アウトロー』の部類に入るかもしれませぬ)こういうエリートあってこその社会なのか、と思いました。この本に書かれていることは『エリート』だけではなく、すべての人にとっても、熱いエールが含まれているということを、最後に付け加えておきます。

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2010/10/20

概論 丹羽さんが会長職に退いてから、積極的に引き受けてきた講演を一冊にまとめたもの。講演内容は様々だが、「人は結局、動物」、「改革は必ず痛みを伴う」に集約されるように感じた。 感想 人は結局アニマルだから、たまに、ずるをするかもしれない。だからこそ、リーダーは強い”心”を持ち、...

概論 丹羽さんが会長職に退いてから、積極的に引き受けてきた講演を一冊にまとめたもの。講演内容は様々だが、「人は結局、動物」、「改革は必ず痛みを伴う」に集約されるように感じた。 感想 人は結局アニマルだから、たまに、ずるをするかもしれない。だからこそ、リーダーは強い”心”を持ち、言行一致の行動により、部下から信頼を勝ち取ることが重要。 メモ ・技術だけではイノベーションは起きない。 ・一つの大きな事件には29のかすり傷程度の事件、299のひやりとするような事件が潜んでいる。(ハインリッヒの法則):だからそこアニマルの心を制御する ・素直に、ありのままに、平常心で自分の力を高めていくこと。化粧はいつかばれる。:謙遜 ・常に「何のため」を考える。何のために勉強するのか。こういう場合、逆のケース、勉強しなかったらどうなるかを考えると、理解しやすい。 ・夢や目標はそう簡単に見つかるものではない。もし見つかったとしても、努力なしにそれを達成することはできない。覚悟して努力してどらんなさい。:努力に覚悟が昼用、まさにその通りだと思う。 ・かつてはJapan as NO.1といわれ、日本の企業制度は至上のものであるかのように思われていた。:常に進化しないと時代遅れになる ・改革には、「狂いに似た確信」がトップに求められる。銀行の言うとおりにして失敗したら、銀行は責任をとってくれるのか? ・エリートとは、選ばれた者。選ばれた者は、国民の期待に応えなくてはならない。 ・1900年の人口は4500万人。平均寿命は45歳。 ・アリ、トンボ、人間。コツコツ地道に働き、物事を複眼的に見て、動物ではなく”人間”になる。 ・伊藤忠が入社四年目までに社員を必ず海外に行かせるのは、語学の習得が目的ではなく、日本を外か客観的に見るのが目的。 ・私は普段から猛烈に勉強しています。週末の読書量は、学者にも勝っていると自負しています。 ・世の中がこれだけ変わっているのに、行政組織だけ変わらないのはおかしい。憲法も、60年も経過して一切アンタッチャブルなのはおかしい。 2010年10月17日 読了55(48)

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2010/05/09

▼気になったところ▼ ●「@ありのままの自分そのものを磨き、親からもらったDNAに灯をともすこと。志を立て、その実現にむかってひたすら努力すること。それだけです。」 ●「@日々の生活の積み重ねが人間としての賢者か愚者かの境目になる。日常の生活態度には、人間の本当の姿がでる。あり...

▼気になったところ▼ ●「@ありのままの自分そのものを磨き、親からもらったDNAに灯をともすこと。志を立て、その実現にむかってひたすら努力すること。それだけです。」 ●「@日々の生活の積み重ねが人間としての賢者か愚者かの境目になる。日常の生活態度には、人間の本当の姿がでる。ありのままの自分を高めることが大事」 ●「@仕事というのは、まず基本動作を覚えること。基本動作をきちんと覚えなさい。そのうえで初めて飛躍するこが出来ます。そこからが本当の仕事です。」 ●「@働くとは。ハタ(傍)をラク(楽)にすること。つまり他人を楽にするということ。人を喜ばせたい、人を幸せにしたい。人を楽にしたい。そういうことのために働くんだと感じられる人は立派な大人です」 ●「@印象的かつシンプルに物事を語れ」 ●「@人間としての能力は、どこで差がつくか。それは努力の継続です。人間としての「心」を育てる努力。その努力の継続によってしか、差は生まれません。ナンバーワンの人間になる人は、ナンバーワンの努力をしているのです。」 ●「@宝石の原石である自分自身を絶えず磨くこと。それは努力です。一瞬の努力は努力ではない。これを継続していくことです。高い志を持って、心に栄養を与える努力を続けなさい。」 ▼読んでみて▼  今回も丹羽さんの本を読んだ。 「努力」 この言葉を体現するって難しいこと。 けど「努力」を「努力」と感じない時、初めて「努力している」という状態になると思う。 サッカーやってたときも、受験勉強していたときも、大学のクラブでリーダーやってたときも、「努力している」というより、「好きでやっている」といった感覚だった。 つまり「好きになること」が「努力」に繋がる第一歩であるのかもしれません。 そして「好きになったことに目標を持つこと」が「努力の継続」に繋がるんだと思う。

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2010/01/03

【感想】 伊藤忠会長。商社らしく泥臭いことが大好きのようです。 (自分は根性論はあまり好きではなく・・・) ただ、仰っていることはとてもまっとうです。 『日本には人と技術しかない』 『日本の若者はもっと勉強しろ』 など。 本の中だと一流に接するというのを大事にしたいと思います。...

【感想】 伊藤忠会長。商社らしく泥臭いことが大好きのようです。 (自分は根性論はあまり好きではなく・・・) ただ、仰っていることはとてもまっとうです。 『日本には人と技術しかない』 『日本の若者はもっと勉強しろ』 など。 本の中だと一流に接するというのを大事にしたいと思います。 【内容】 ~「これは」という文章は、必ず書き出しておきます。 自分の知らないことや、いいなと思った文章をメモして、忘れないようにしているんです。それは自分にとって大変に大切なことだと思っています。 私に言わせれば、能力にほとんど差はありません。 それでも勉強や仕事に差が出るのは、能力じゃない、努力なんです。 ~夢や目標が見つかったとしても努力なしにそれを達成することはできません。 覚悟して、努力してごらんなさい。 すべてはそこからです。 「一流」と接する機会がなければ、そのレベルを知ることはできません。そこから学ぶこともたくさんあるでしょうし、また「その程度か」と思うこともあるかもしれない。 いずれにしても、その経験は、これからの人生においてきっと皆さんの自身につながることと思います。 ~見上げているだけでは、いつまで経っても、そこに到達することはできません。 「一流」に接し、そこで自分の実力を知り、大いに触発され、またその経験を自信につなげていっていただきたいということです。 結論から申し上げれば、これから日本が生き残っていく道は「人と技術」しかありません。 天然資源のない日本が、どうやって強い国になるかといったら、人を育てていくこと、技術を高めていくこと、この2つしかありません。

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