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井沢元彦の戦乱の日本史 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2023/03/13

過去に起きたことを羅列するだけではなく、 各々の思考、意図を汲み取った上で解説していたので 飽きずに読めた。 あくまで著者の考えである、と前置きしていたので 偏った見方もせずに済んだと思う。 歴史に疎くても流れを掴めるわかりやすい文章で 読みやすかったです。

Posted byブクログ

2013/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

団結を崩してしまえば、どんな強い国でも大名でもあっけなく滅んでしまう 別の言葉でいえば、「有り得ない」勝利というものを、しばしば名将は実現してみせるのである 天才とはそれまでの人々が「こんな簡単なことをなぜ気がつかなかっただろう」ということを、「発見」する人のことだ 私は勝家の敗戦の原因は、「盛政でも勝家自身でもなく、前田利家にあった] と信じたい 

Posted byブクログ

2011/05/28

当時の船はすべて木造帆船であり、出来るだけ軽く造らねばならない。この中で、鉄を使って鉄甲船というアイデアを出す、信長はまさに天才だ。 この誰もしないことを思いつく能力は、鍛えてどうにかならない。人事面で卓越した才能もあり、信長は現代にいれば、ビジネスでも成功しただろうと思う。

Posted byブクログ

2010/11/28

戦国時代を中心に、幕末とその他の時代における戦(戦争)に関する小さい常識に関する、井沢流のちょっとひねった歴史解釈集。 各項目が数ページと短く、あっさりした感があるのは否めなかったが、しかし10数年ぶりに戦国時代関係の本を読む自分にとっては、昔読んだことを徐々に思い出しながら読...

戦国時代を中心に、幕末とその他の時代における戦(戦争)に関する小さい常識に関する、井沢流のちょっとひねった歴史解釈集。 各項目が数ページと短く、あっさりした感があるのは否めなかったが、しかし10数年ぶりに戦国時代関係の本を読む自分にとっては、昔読んだことを徐々に思い出しながら読めて良かった。 井沢氏の、資料のみに頼らず状況証拠から推測する話の進め方は相変わらず説得力があり、直江兼続が優秀であったか否か、及び真田信繁が幸村と名乗ったか否かに関する解釈は、資料的根拠には乏しいものの十分納得できる推論である。

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2010/07/06

本家逆説の日本史がなかなか幕末に行かないので、痺れを切らして代わりになるかと思って読む。一つの戦いに割くページ数が少ないので、全然物足りないが仕方ない。

Posted byブクログ

2010/02/21

井沢としては平凡。 これまで「逆説の日本史」などで書いてきたことのうち、 「戦乱」をキーワードに一つの戦いについて 6ページで通説、筆者の主張まで盛り込むのだからそれも無理はないか。

Posted byブクログ

2010/02/21

この作者は定説をバシッと切って新しい説を論じているが、そのほとんどは今となっては正史として認知されている内容である。歴史をある程度興味を持ってかじっている人にはあまり新しい知識となる内容はない。歴史初心者が読むと新発見があるかもしれない。 また一部で筆者の新しい論を述べている部...

この作者は定説をバシッと切って新しい説を論じているが、そのほとんどは今となっては正史として認知されている内容である。歴史をある程度興味を持ってかじっている人にはあまり新しい知識となる内容はない。歴史初心者が読むと新発見があるかもしれない。 また一部で筆者の新しい論を述べている部分があるが、作者が思っただけであまり根拠のないことを言っているので同調しかねる。 その一つとして「長篠の戦で武田軍が負けたのは馬が鉄砲の音で驚いて騎馬隊が機能しなかったためだ。」などというものがあるが、武田家には騎上兵士だけで編成した騎馬隊などというものは存在しなかったというのは今や定説になっているので、なぜ今頃そんなことを言っているのだろうかと思ってしまう。 この作者の本で「逆説の日本史」は結構面白かっただけに期待外れだった。

Posted byブクログ