美しい椅子がわかる本 の商品レビュー

成美堂出版(その他)

2019/06/30

この本はこの1冊で形や素材が様々な美しい椅子をみることができます。写真とその椅子の形を見やすくしたイラストが多くとてもわかりやすいです。ただ1つの方向からの写真しかないため見えない部分もありますが、その代わり椅子の種類が多く見ていて楽しめました。
デザインの歴史や構造だけでなく、椅子デザイナーになるには？というテーマで家具デザイナーさんのお話が書かれていたりするため椅子のデザインに興味を持ち始めた人や、椅子の見分け方、買い方、使い方なども書かれているのでオシャレな椅子を買いたいけど迷っているという人にもオススメできるのではないかなと思いました。

2013/04/01

図書館で借りた

椅子の素材、種類、ブランド、座れる施設、作り方、有名なデザイナーについてなど、椅子を知るための情報が多岐にわたって載っている本。
ヴィトラデザインミュージアムや、チェアーズギャラリーをはじめとした旭川市の情報、イームズのアルファベット3文字系の椅子の見分け方などは今まで読んできた本にあまり載っていなかったので特に興味深く読めた。

写真が多いためとにかく多くの椅子に触れることができるが、その分写真が小さかったり1方向だけだったりするため、一脚の椅子をじっくり楽しめる感じではないかもしれない。
様々な角度からの情報があるため、ここから興味を持った方面にさらに知識を深めていくための入り口として有効ではないかと感じた。
ただ、初めて読む本としては内容が広すぎるかもしれない。

2011/02/02

デザイナーズチェア＆デザイナーについてわかり易く詳しく書かれています。
あまり知識のなかった私にはとても興味深かった本。

〈余談〉
一生使えるデザイナーズチェアを探したい！と思って手に取り、
結果、木の椅子がいい、好きなデザイナーの物がいい、
ということで
深沢直人の「HIROSHIMA」に行き着きました。
（この本には載ってないですが。）

2010/03/14

世界の椅子。

1900年代ぐらいからの椅子。椅子ミュージアムにある椅子という椅子。主に西洋建築の歴史に沿っている。
ただ単に座るための家具としての椅子がこんなにバリエーション豊かに展開されていることに驚き。デザイナーズチェアーとか、結構するものだ。
主演というよりは助演賞を受賞しそうな椅子たち。
見た目も大事だが、やはり座り心地に勝るものは無い。そのあたりの特集を組んでくれればより良かった。ただ、座り心地とは人によって違うし、文章にしにくい部分ではあるが。

日々使うものだし、使い勝手のよい椅子を持ちたいものだ。

2010/01/20

実用性から少し離れて、美しさだけを追求という点では、初心者目線でしたがとても楽しめ・憧れました
工場見学レポートや椅子の人間工学というコンテンツも、私にとっては魅力的でした