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あねチャリ の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2010/06/03

主人公の早坂凛は、16歳のとき引き籠もりから立ち直るために、ママチャリでサイクリングを始めた。いつしか「自転車で駆けっこをする楽しさ」に目覚めていく。元“怪物競輪選手”との出会い。親との諍い。高校退学・自立。競輪学校をめざす少年たちやプロ選手との競い合い。...ひたむきに生きるゆ...

主人公の早坂凛は、16歳のとき引き籠もりから立ち直るために、ママチャリでサイクリングを始めた。いつしか「自転車で駆けっこをする楽しさ」に目覚めていく。元“怪物競輪選手”との出会い。親との諍い。高校退学・自立。競輪学校をめざす少年たちやプロ選手との競い合い。...ひたむきに生きるゆえに挫折も多い。しかし、凛はバンクを疾走すればいつでも自由になれた。そして5年後、世界選手権女子ケイリン決勝のトラックに、凛がいた。世界チャンピオンと並走する凛。ラスト1周のベル(ジャン)が鳴った。袖の日の丸が激しく揺れる。大外からバンクを駆け下りてフィニッシュラインに飛び込む凛...勝てたのか。

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2010/03/24

引き籠もりから立ち直るために、ママチャリでサイクリングを始めた凛。いつしか「自転車で駆けっこをする楽しさ」に目覚めていく。そして5年後、凛は世界選手権女子ケイリン決勝のトラックにいた…。女子ケイリン小説。 川西欄を読んだのはずいぶん久しぶりだけど、いつの間にか青春スポーツ小説の第...

引き籠もりから立ち直るために、ママチャリでサイクリングを始めた凛。いつしか「自転車で駆けっこをする楽しさ」に目覚めていく。そして5年後、凛は世界選手権女子ケイリン決勝のトラックにいた…。女子ケイリン小説。 川西欄を読んだのはずいぶん久しぶりだけど、いつの間にか青春スポーツ小説の第一人者なのだそうだ。確かに女子+ケイリンの設定は珍しいが、薄味感は否めなかった。 (C)

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2010/03/02

先が読める展開だけど一気に読めた。 取材効果なのか、「セカンドウィンド」と比べると自転車描写が詳しい。 ただレースシーンや人間関係のその後の展開など盛り上がるエピソードが少なめなので、少し物足りなさも感じた。

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2010/02/14

競輪について調べたかったので読んだ。 バレーボールを怪我で断念し、不登校を続ける女子高生が、 元競輪選手との偶然の出会いをきっかけに、自転車の魅力に取り憑かれてゆく。 題材は面白いけれど、わりとストーリーが読めてしまう。

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2010/02/04

自転車競技の駆け引きの妙が味わえる。小春おばあちゃんのキャラがいい。あとは、・・・いまひとつ盛り上がりに欠けてしまっているかなという印象。主人公、凛と他の登場人物たちとのハラハラするような関わりを書いていないからかな。あえて書いていないのかもしれないけれど。 川西さん、結構好きな...

自転車競技の駆け引きの妙が味わえる。小春おばあちゃんのキャラがいい。あとは、・・・いまひとつ盛り上がりに欠けてしまっているかなという印象。主人公、凛と他の登場人物たちとのハラハラするような関わりを書いていないからかな。あえて書いていないのかもしれないけれど。 川西さん、結構好きな作家で、読み直してみたくなった。

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2010/02/02

引きこもりの女子高校生が自転車レーサーになるまでの青春自転車小説。 速度を小説で表現しているのが楽しい。早坂凛を巡る自転車乗りの男たちの爽快感もいい。

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2010/02/16

オンナノコの自転車競技。 オンナノコが頑張るお話は好きです。文句なく。 もうちょっと家族の話が出てきてもよかったかな。

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2009/12/06

『セカンドウィンド』の川西蘭が贈る、青春自転車小説の女の子番。 といってもこっちはロードレースではなく「ケイリン」がテーマ。 まず表紙の肉体美を思う存分堪能してから最初のページをめくって欲しい。 手首の怪我でバレーボールができなくなり、そのまま不登校になってしまった女子高生早...

『セカンドウィンド』の川西蘭が贈る、青春自転車小説の女の子番。 といってもこっちはロードレースではなく「ケイリン」がテーマ。 まず表紙の肉体美を思う存分堪能してから最初のページをめくって欲しい。 手首の怪我でバレーボールができなくなり、そのまま不登校になってしまった女子高生早坂凛。 ダイエットと運動不足解消を兼ねてはじめたサイクリングが彼女の人生を変えてしまうことに。 競技用自転車に出会い、自転車のスピード感に魅せられ、自転車競技の世界に引き込まれていく凛。 現在競輪には女子の部がないため、競輪学校には入れない。 しかし、持ち前の負けず嫌いな性格が功を奏し、”ボス”の指導のもと地道な自主トレに励んで成長していく様子が興味深い。 自転車といえば、中野浩一はヨーロッパでは神様的存在だというし、スピードスケートの橋本聖子がスケートと自転車で夏冬両方のオリンピックに出場したエピソードも思い出す。 自転車小説好きには必読の一冊。

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