坂道の向こうにある海 の商品レビュー
小田原を舞台にした、ちょっと複雑な関係の4人の男女(四角関係)の連作短編集。と言ってもドロドロはしていなくて、むしろ淡い水色のような、そんな印象です。 「小田原ウメ子」「山桜」「貝の音」が特に好きでした。
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児童書とか、教科書のイメージからちょっと違うやづきさん。 四角関係のカップルのそれぞれの視点。 部分的にはわかる気持ちもあり、介護職の人たちの雰囲気とか、お年寄りとか、両親や家族と彼氏の関わりとか、結構なるほど、って思いながら読んだ。 結末とか結論はなかったけど、それはそれで。
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登場人物たちの心理描写を丁寧に描いていた。 あんまり共感できる登場人物はいなかったけど、 もう少し時間がたって、変わったら 見方が変わる作品かもしれない。
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みんなの気持ちが、とても丁寧に書かれていました。介護の話しや色々と感じたりかんがえたりする箇所が多かった。 読んで良かった。2014.6.13
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文章がきれいで、卓也が個人的には好きだなと思った。それぞれの考え方が詳しく書かれていて、のんびりと読める。読み終わった後は、すごく温かい気持ちになれた。
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いやー、椰月さん、読めば読むほど、惚れちゃってる。 この話の四角関係は柱じゃない。 やっぱ、どぎゅん、と来たのは「正人」かな。 家庭環境って、その人となり、を作るよね。 正人が朝子んちに遊びに行って、ちいにい、の話をしたとき、朝子のお母さんがぎくしゃくなって、そのお母さんを...
いやー、椰月さん、読めば読むほど、惚れちゃってる。 この話の四角関係は柱じゃない。 やっぱ、どぎゅん、と来たのは「正人」かな。 家庭環境って、その人となり、を作るよね。 正人が朝子んちに遊びに行って、ちいにい、の話をしたとき、朝子のお母さんがぎくしゃくなって、そのお母さんを恥ずかしがる朝子、と、そして、きっと正人は、こういうの、慣れてるんだろーな。 介護業界で働いている、ってとこも、興味深かった。 よく調べてらっしゃると思います。 いいなあ、、、椰月さん。 また読んでみよっと。
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地元が題材になっていると知って読みました。城周辺に住んでる人なら背景が目に浮かぶようです笑 もうウメ子は死んでしまい、ロビンソンは西武になりましたが、2008年出版なのでそう遠い昔でもなく、本の内容とは逸れた部分ですがおもしろかったです。 肝心の小説自体ですが、私個人は可もなく不...
地元が題材になっていると知って読みました。城周辺に住んでる人なら背景が目に浮かぶようです笑 もうウメ子は死んでしまい、ロビンソンは西武になりましたが、2008年出版なのでそう遠い昔でもなく、本の内容とは逸れた部分ですがおもしろかったです。 肝心の小説自体ですが、私個人は可もなく不可もなくといった印象です。2組のカップルが浮気をきっかけにお互いのパートナーを交換したら、あれなんだかうまくいってるな、みたいな。こう言ってしまうとドロドロのようですが、書き味がさらっとしているので爽やかな印象です。連作短編の形を取り、それぞれの章が別の登場人物の目線から時間とともに描かれています。大変読みやすいです。むしろ読みやすいからこそ、印象には残りにくい。感情の掘り下げ方は、私はもっと抉ってくる感じが好きです。ただ、若干今の自分の状況が重なる所もあり、場所が自分にとってあまりにも現実感があるので、物語の中に入ったような不思議な感覚でした。
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老人介護福祉施設で働く朝子は、ずっとつきあってきた人と別れ、友人の恋人と交際を始めた。別れた相手同士もカップルとなって、そのことを周囲も知っている。なかなか安定しない気持ちを綴る。
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特に何か起こるわけでもないし、何となくだらだらしていて、あまり印象的な場面のない本でした。登場人物に共感できないことが多く、あまり、いいな、と思うところはありませんでした。
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2011.4.8 初読 市立図書館 なんかぼんやりした感じだったなぁ。 四角関係の恋愛小説だけど、全然ドロドロしてないお話だった。
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