リテイク・シックスティーン の商品レビュー
高校一年生の普通の青春モノ、とあなどってはいけない。最後まではっきりさせないこともいくつかあって、そこがまた絶妙だった。
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逃げた後悔。やり直す不安。自分が誰からも必要とされていないと感じてしまう孤独。色々なものが詰まった物語
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大人になっていろいろ後悔のある女性が16歳に戻ってやり直す… そんな夢みたいな設定だけど、えがかれているものは高校生の日常。忘れかけてた自分の過去を掘り起こしていくような気持ちになったり、嫉妬や嫌な感情は大人になった今の自分につきまとうものだと改めて実感したり。 自分が人を傷つけ...
大人になっていろいろ後悔のある女性が16歳に戻ってやり直す… そんな夢みたいな設定だけど、えがかれているものは高校生の日常。忘れかけてた自分の過去を掘り起こしていくような気持ちになったり、嫉妬や嫌な感情は大人になった今の自分につきまとうものだと改めて実感したり。 自分が人を傷つけてしまったことも思い出し、許しとか優しさを大切にこれからの人生を歩んでいきたいと思った、ら
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こんなに淡々としたタイムスリップは読んだ事ないかも。でも、高校生の気持ちがどれも懐かしくて、こんな風に今の気持ちを知ったまま戻ってみたいと思った。
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高校生1年生。主人公・小峰沙織に声をかけてきた貫井孝子とはそのまま友達になったが、孝子は沙織に秘密を打ち明けた。 「あたし、未来から来たの」 2009年、27歳だったけど、無職で家にこもり切ってて、人生をやり直すなら高校がかどうにかしようと思った、だかたここにいるの、と。 確かに...
高校生1年生。主人公・小峰沙織に声をかけてきた貫井孝子とはそのまま友達になったが、孝子は沙織に秘密を打ち明けた。 「あたし、未来から来たの」 2009年、27歳だったけど、無職で家にこもり切ってて、人生をやり直すなら高校がかどうにかしようと思った、だかたここにいるの、と。 確かに、知ってるはずのない事を知っていたりする。 さえなかった高校時代を、まさに青春!ってものに変えるべく、孝子は明るく、積極的になっていた。(昔はそうではなかったらしい) そして、未来は少しずつ変わっていく。 タイムスリップした本人・孝子が主人公ではない、というのが面白い。
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久々に豊島ミホさんの作品読みました。 得意ジャンル?である女子高生もの。 女子高生ものでしたが、しっとりゆっくり読みすすめられました。 勢いで走り抜ける爽快感的高校生活ではなくて、懐かしいな〜的なゆるい日常。 まぁ自分がもう大人になってしまったからね。 高校生やそれ以前に読んだら...
久々に豊島ミホさんの作品読みました。 得意ジャンル?である女子高生もの。 女子高生ものでしたが、しっとりゆっくり読みすすめられました。 勢いで走り抜ける爽快感的高校生活ではなくて、懐かしいな〜的なゆるい日常。 まぁ自分がもう大人になってしまったからね。 高校生やそれ以前に読んだらきっともっと違う捉え方になるんだろうなぁ。
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なんか、いま、読み終わって、ぼうっとしている。 私の来し方行く末を思って…なのかどうかもぼうっとしている。学生の夏休みがもうすぐ終わる、この時期だからかもしれないけど、ちょっとセンチメンタル。 高校一年生に、うーん…、戻りたいわけではないけれど。もう一回あそこからリテイクしたら...
なんか、いま、読み終わって、ぼうっとしている。 私の来し方行く末を思って…なのかどうかもぼうっとしている。学生の夏休みがもうすぐ終わる、この時期だからかもしれないけど、ちょっとセンチメンタル。 高校一年生に、うーん…、戻りたいわけではないけれど。もう一回あそこからリテイクしたら、もしかしたら今の私にはなってないかもなぁ。 もっとああしていたら…と思ことは今だってたくさんある。ただそれは、なかったことにして捨ててしまうことはできない。(できてもしたくない、と意地もこめて言いたい。) そんな今のわたし…素直になろうと思いました。 何が好きで何をやりたくて何に近づいていきたいのか。 今からでも青春できるなぁ、と思ったのでした。 最後、パパとねこたちに助けられたなぁ、いいパパだった。そしてパパの語るママは、かわいらしい人だった。 友達に会いたいな。みんなで旅行いきたい。
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予想していた感じとは違ったけど良かった。あとシックスティーンである一年だけきっかり描くってのも。やり直したいって思うことは何度もあったけど、そこから始めればいいのかなって思った。戻ってやり直すってよりは、立ち止まって今を見直すためにあるような本。
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人生は一度きり。 「一年前から続けていれば今頃…」とか本当に良く思うのに、では今から一年なにかやるかと言えばそうでもない。 そんな自分を改めてしからなければいけないのかもしれない、と思いました。 作中の、 「どうせ残るものなんて少ししかないのに。せっかく残ったものなのに。それが...
人生は一度きり。 「一年前から続けていれば今頃…」とか本当に良く思うのに、では今から一年なにかやるかと言えばそうでもない。 そんな自分を改めてしからなければいけないのかもしれない、と思いました。 作中の、 「どうせ残るものなんて少ししかないのに。せっかく残ったものなのに。それがあなたなのに」 という文を読んで。 友人たちで、主人公のパパに会いにいくシーンがとても好きです。
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