激動するアジア経営戦略 の商品レビュー
複数の企業の財務データ分析を元にして、 日本企業にとってのアジア進出の必要性、そのポイントを論じる本。 前段の財務データ分析があまりに冗長としている感は否めない。 ここまで多くの業種・企業数を取り上げる必要性、 また1企業を深掘りする必要性があるのかは正直疑問。 しかし、成長...
複数の企業の財務データ分析を元にして、 日本企業にとってのアジア進出の必要性、そのポイントを論じる本。 前段の財務データ分析があまりに冗長としている感は否めない。 ここまで多くの業種・企業数を取り上げる必要性、 また1企業を深掘りする必要性があるのかは正直疑問。 しかし、成長戦略を描くための地域経営機能の強化の章や、 最後のインプリケーションは参考になる点が実に多い。 「日本人出向者のいないアジアの現地経営」の重要性を、 自社を思い浮かべて読みながら、より強く実感した。 また、アジア戦略の展望として、将来中東からアフリカをはじめてして、 その先を考える点は、長期的に成長戦略を描くためには不可欠。 時代はどんどん先を進んでいることを痛感させられる本。
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Greater Asia Strategyや現地法人の管理体制について、出向経営陣の弊害などのくだりは非常に勉強になった。やや法制度に関しての記述が薄く、感覚ベースの話は多く感じたが、それでも実りある本。
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中国、インドだけかと思っていたら、周辺諸国との関連もいろいろあるようですね。グローバルに展開をしたいといっても、気持ちだけではどうにもなりませんな。。。
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