シャボン玉同盟 の商品レビュー

梨屋アリエ【著】

2024/04/12

シュールですね。ちょっとズレた感覚が。
背景となる設定は、よくこんなことを想像するな、と感心しきり。作家ってすごい。

2018/10/31

短編集。いずれもちょっとシュールな設定は、カフカみたいな感じだけど、主人公が中学生で、ちょっとコミカル。
梨屋アリエってこんな感じのを書く人だっけ？
2018/10/31読了。

2014/09/06

仕事とはいえ、なんでこんな本読まねばならないんだ（涙）。
ま、中高生には響くのかもしれない。それはわからない。

2014/05/14

「一文クイズ」で『シャボン玉同盟』から取り上げられていて、興味があり読んだ1冊。

最初は、「ん？なんだろうこの視点は」って思ったけれど
各短編を読み進めるうちに
これは人のこころの中を擬似化してるんだなって納得がいった。

綺麗なままで居たい、ほかの人と同じように欲情ばかりで生きていない、他人と自分を比べて過ごす、こころが成長していく過程を見る。
きっと、みんなが持っている感情なんだなと思った。

表紙がいいな、と思っていたけれど「シャボン玉同盟」はそんな感じじゃなかった。

2013/10/05

ピアニッシシモの断片的な記憶とは合わなかった。
完全に忘却の彼方…

今回の作品は、
なんか…怖い。
ホラーじゃなくて、なんというか、リアルに非リアルが何の躊躇いもなく埋め込まれてて
自分の中の非リアルな部分がリアル化したような。
そんな怖さ。
短編が４本入っていたけどすべて同じテーマに向かって書かれているように感じた。
若者の単純で複雑なココロ。コイスルキモチ。

2012/07/13

自分のイヤな部分だけ取り外せば清く美しい自分になれるはず、と思ってしまった女の子。シャボン玉の中の理想の女の子に恋をした男の子。自意識と自己嫌悪をこじらせる情けなくもいとおしい中学生の日常は、いつの間にか彼らを少しだけ現実離れした世界へと連れて行く。

2012/03/30

短編集です。
ちょっと、非日常的な不思議が混ざりあった日常のお話しで、正直、よくわからない感覚でした。
タイトルの「シャボン玉同盟」は、こんなのあったら、欲しいな。と思えて、楽しかった。
時々、なるほどなぁ・・・と中学生の気持ちが映し出されていて感心したり、何とか、読み終わったなぁ・・・。

2011/06/10

不思議な話。
梨屋さんの書くどっからわいてくるかわからないような自信をたっぷりと持った男の子が好きです。

2017/07/01

「シャボン玉同盟」
この人は根拠無しに自分を特別だと信じている少年を書くのがうまいよなぁ。たまに見てらんなくなる程の不安定さ、一歩間違えたら真っ逆さまになりそうなところがヒヤヒヤする。

「世界を征服する前に」は百合でした。梨屋に一回ガチ百合小説書いてほしいと願う気持ちが増すばかりである
真知のちっちゃさ・汚さがリアルで好ましい。最後の真知の願望が叶えばいいと思う。

2012/10/04

梨屋アリエさんの本は３冊目？かな？？
中学生の不思議体質ものが得意？なんだなー

なんか文体や不思議体質についてけなくて
やめようかと思ったけど一応読みました。

うーーーーんと
中学生らしい、悩みとかいろいろ、共感もできなくもないんだけど
不思議体質とか超現象が
わたしの許容範囲を超えてました・・
意外と狭いわたしの心

リアル中学生は面白く読めるのかな？