グラフィックデザイナーの肖像 の商品レビュー
日本のデザインの礎を築いてこられ、いまなお第一線で活躍する先達に、やはり第一線で活躍中の後進デザイナーが問う。竹尾見本帖本店において2004年1月から3年の月日をかけて行なわれた公開インタビューを、934点の作品図版・会場風景とともに収録し、トークショーのライブ感を紙面に再現して...
日本のデザインの礎を築いてこられ、いまなお第一線で活躍する先達に、やはり第一線で活躍中の後進デザイナーが問う。竹尾見本帖本店において2004年1月から3年の月日をかけて行なわれた公開インタビューを、934点の作品図版・会場風景とともに収録し、トークショーのライブ感を紙面に再現しています。 【ゲスト×インタビュアー】 杉浦康平×原研哉 永井一正×平野敬子 早川良雄×廣村正彰 勝井三雄×松下計 福田繁雄×タナカノリユキ 仲條正義×服部一成 松永真×工藤青石 佐藤晃一×澤田泰廣 五十嵐威暢×佐藤卓 ※全9本のインタビューを文章として定着するライティングを担当。
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お年を召した大物デザイナーと、バリバリ現役の有名デザイナーの対談をまとめた本。 これだけのセッティングをするのに、相当な調整があったんだろうなぁ、と勝手に想像するが、さすが竹尾だね。 竹尾の展覧会や企画物の本はよく買っているけど、どれも一流どころのデザイナーがキュレーターをする...
お年を召した大物デザイナーと、バリバリ現役の有名デザイナーの対談をまとめた本。 これだけのセッティングをするのに、相当な調整があったんだろうなぁ、と勝手に想像するが、さすが竹尾だね。 竹尾の展覧会や企画物の本はよく買っているけど、どれも一流どころのデザイナーがキュレーターをするので、はずれがない感じ。 今回の対談も、非常に内容が濃くてよかった。 それぞれの大物がどんな歴史を持っているか、とてもよくわかったと同時に、日本にも歴史の教科書に出てくるような施設・ムーブメントを作りかかわってきた人材が多くいることを知った。 スゴイのはいるのね。 で、装丁も竹尾らしいしっかりしたもので、内容にグリップするデザインになっている。 良識をもった良書は、こういう点も気遣いがあっていいよね。
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