呪術師ペレネル の商品レビュー
サンフランシスコ湾にうかぶ鉄壁の監獄島アルカトラズ―幽閉されたのは、伝説の錬金術師ニコラ・フラメルの妻にして恐ろしい力を持つとささやかれる呪術師ペレネル。ニコラと双子はロンドンへ逃れ、サラセンの騎士パラメデスとシェークスピアと名乗る男にかくまわれた。さらなる“元素魔術”を知るはず...
サンフランシスコ湾にうかぶ鉄壁の監獄島アルカトラズ―幽閉されたのは、伝説の錬金術師ニコラ・フラメルの妻にして恐ろしい力を持つとささやかれる呪術師ペレネル。ニコラと双子はロンドンへ逃れ、サラセンの騎士パラメデスとシェークスピアと名乗る男にかくまわれた。さらなる“元素魔術”を知るはずの古の王ギルガメシュをさがす三人に、因縁の魔術師ジョン・ディーとマキャベリらの追っ手がせまる!脱出口は草原の遺跡ストーンヘンジ―そして赤毛の戦士スカアハの運命は…。
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ニコラと双子はパリを逃れロンドンに入った。ロンドンはディーの中枢でかなり慎重に動かねばならない。ニコラの目的はロンドンにいる不死身の人ギルガメシュ王と会い、双子に元素魔術を授けてもらったのち、ストーンヘンジのレイラインを使って囚われの妻ペレネルと合流すること。 3巻になり、若干...
ニコラと双子はパリを逃れロンドンに入った。ロンドンはディーの中枢でかなり慎重に動かねばならない。ニコラの目的はロンドンにいる不死身の人ギルガメシュ王と会い、双子に元素魔術を授けてもらったのち、ストーンヘンジのレイラインを使って囚われの妻ペレネルと合流すること。 3巻になり、若干飽きてきました。怒涛の展開というよりは、情報だけが満載でその割になかなか話が進まないという印象。ニコラと双子の動向が特にそう思えました。合間に挟まれるペレネルの話は、脱出劇ということでとても面白いです。そして敵のディーとマキャベリ。二人のファンなのでこの二人が出てくると入り込めました。ディーとマキャベリはとても人間くさくて戦略的で自分の頭で考えて動いて失敗して、魅力的なんです。敵が魅力的な読み物は良品と言えますね。ニコラは別として、双子がどんどん力をつけて若干向かうところ敵なしな状態が多分面白くないんだと思います。スーパーサイヤ人みたいな感じで。
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ペレネルやるわー。正直、旦那さんよりよっぽど出来がいいわ。女が強いさまを見るとスカッとしますね。心に残ったのがギルガメシュ王。なんとも哀れで切なかった。やっぱり、ほどほどでぽっくりいくのが幸せなんですよ。 フラメル夫妻が、何十、何百という双子を死なせてきたという事実が、明らかになります。それだけ、目覚めは危険であり、元素魔術も危険なのに、二人には何も言わなかった。言えなかったんでしょうけど、それを正当化しちゃいかんと思うよ。 仕方がなかったなんて、思ったらもうヒトじゃないよ、ほんとの意味でさ。 人体実験じゃん、言ってみれば。許されることじゃないよ。 のちに、フラメルの夢の話が出てきますけど、双子はみんなジョシュとソフィーに似てたんですね…つらい話です。 主人公の導き手が好きになれないって結構読んでてつらいとこあるかも。あんまり経験ないですね、こういう物語の展開は。 パラメデスに救われたかもしれないかぁ。
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不老不死の情報と伝説の双子をめぐるファンタジー大作第3巻。 これまでの中ではいちばん楽しく読めました。 いよいよ双子が力を発揮し始めたり 隔離されていたニコラ・フラメルの妻が 機転を利かせたり。 スケールは本当に大きいです。 でもその割には内容が薄っぺらい感じがするのは 和訳...
不老不死の情報と伝説の双子をめぐるファンタジー大作第3巻。 これまでの中ではいちばん楽しく読めました。 いよいよ双子が力を発揮し始めたり 隔離されていたニコラ・フラメルの妻が 機転を利かせたり。 スケールは本当に大きいです。 でもその割には内容が薄っぺらい感じがするのは 和訳のせいなのかなあ・・・?(笑)
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尽きない危機。段々と不信感を覚える伝説の双子。ペレネルの脱出劇。伝説との対面。続きが気になって仕方がない。
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