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シュマリ(文庫版)(1) の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2019/04/03

五稜郭からの惨敗兵 コタン=村 狐=シュマリ 本郷団子坂 余市川 ごうはら業腹な話 牛込神楽坂 南部女の砦 箱館藩 会津藩士 はたご旅籠 石炭 泥炭地 石狩幌内 黒田清隆 身欠き鰊 新撰組 罹災者 ひじかた土方歳三 近藤勇 呉越同舟

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2016/07/15

途中、まるでヒーローのように動き回るが、正義ではない。 本質は古い人間であり、世捨て人だ。 それなのにこの魅力。 もはや執着となった女への想いをぬけぬけと公言するシュマリについて、 妙を思うからこそ威勢よくいられるのだと見ぬいている……この関係はすごい。 そしてまた、さ...

途中、まるでヒーローのように動き回るが、正義ではない。 本質は古い人間であり、世捨て人だ。 それなのにこの魅力。 もはや執着となった女への想いをぬけぬけと公言するシュマリについて、 妙を思うからこそ威勢よくいられるのだと見ぬいている……この関係はすごい。 そしてまた、さらに渦を巻く情念。 「おれが本当に斬りたいのは云々」の場面には鳥肌。 そして 「お妙はおれの女よ。 だがおまえは……なんていっていいのかな。 俺の一部だ」

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2012/09/07

出てこい!! この北海道をてめえたちのかってには させねえぞ!! 出てこい!! 卑怯ものめら!! http://www.tv-aichi.co.jp/bp/wadatti/?p=8125

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2012/04/20

懐が大きい人ってだからいやよ!さみしすぎるわばかー! この本が全22巻くらいだったら救われたんだけどなァ。皆達観してるというか、ちっとも立ち止まってくれないからすごく寂しかったよ。もっとおろおろ狼狽したりしょんぼり悄然としてもいいじゃないのよー。と俗っぽい事ばっかりねちねち考え...

懐が大きい人ってだからいやよ!さみしすぎるわばかー! この本が全22巻くらいだったら救われたんだけどなァ。皆達観してるというか、ちっとも立ち止まってくれないからすごく寂しかったよ。もっとおろおろ狼狽したりしょんぼり悄然としてもいいじゃないのよー。と俗っぽい事ばっかりねちねち考えながらも、時代の変化によって淘汰されていく様々なものに無責任な涙が出てきました。変化はきっと必要なことなのだけど、いつもせつない。あと北海道行きたい。

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2011/05/09

女を引きずる以外は理想の男性像です、この人。北海道開拓使時代、アイヌとの共存を目指し、荒れた大地を耕すシュマリ。立ち上がりは神がかり的なおもしろさだが、徐々にだれてゆくところで評価は4。思わせぶりで、深い意味のない右手はご愛嬌(笑)。

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2010/11/02

けっこう、思っていたより読みやすい……って、これも、再読のはずだが、全然覚えてないや。 土方 歳三とかでているのなら、覚えていてもよさそうなんですが……。 1話1話の扉絵が、つなげるとパラパラマンガになっているのは覚えてました。 しかし、シュマリ、日本人として暮らしていくつもり...

けっこう、思っていたより読みやすい……って、これも、再読のはずだが、全然覚えてないや。 土方 歳三とかでているのなら、覚えていてもよさそうなんですが……。 1話1話の扉絵が、つなげるとパラパラマンガになっているのは覚えてました。 しかし、シュマリ、日本人として暮らしていくつもりはなく、そして、アイヌの様に暮らそうというつもりもないようです。 このどっちつかずな感じが、物語を殺していると感じる反面、奥の深さを出しているとも思います。

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2010/09/26

1世紀前、石狩原野を旅する一人の男がいた。シュマリと名のるこの男の、旅の目的は? そして、右手のホウタイの謎とは!? ひょんなことから埋蔵金を手にするのもつかの間、シュマリは逮捕され炭鉱へ送られてしまう!! 激動する時代を背景に、未開の北海道をさすらう野生児の生き様を描き、文明の...

1世紀前、石狩原野を旅する一人の男がいた。シュマリと名のるこの男の、旅の目的は? そして、右手のホウタイの謎とは!? ひょんなことから埋蔵金を手にするのもつかの間、シュマリは逮捕され炭鉱へ送られてしまう!! 激動する時代を背景に、未開の北海道をさすらう野生児の生き様を描き、文明の意味を問うロマン長編、第1巻!

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2009/12/12

一時期(1970年代前半)の黒手塚が徐々に緩和されてきて、我武者羅に生きるひとりの男「シュマリ」の生き方に率直かつ真っ当から焦点をあてた作品。代表作のひとつと言っても差し支えないでしょう。その舞台の壮大さ(「動くなあ雲が!どうだこの空の広さ……」)と、登場人物(シュマリ、お峰、妙...

一時期(1970年代前半)の黒手塚が徐々に緩和されてきて、我武者羅に生きるひとりの男「シュマリ」の生き方に率直かつ真っ当から焦点をあてた作品。代表作のひとつと言っても差し支えないでしょう。その舞台の壮大さ(「動くなあ雲が!どうだこの空の広さ……」)と、登場人物(シュマリ、お峰、妙、太財弥七、ポン・ション、十兵衛…)それぞれの人間的魅力が圧倒的です。

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